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ISDB-T受信コンバータ作成 de JA0IYB  May/29/2018

JA0IYB/1 藤岡市 齋藤です。

5月26日(土)JA0RUZ関崎さん渋峠移動に合わせ急遽1265MHz→713MHz受信用コンバータを
作成しました。
LOのC/Nが悪いとNGとのことで、77G TRV用 LO「ぴるる」PLL832E+AUX5を
77GTRVケースから取り出し、メモリー機能を使って予めメモリーさせた6CHを
外部から切替えて呼び出せるよう工夫した小箱を作りました。
(1)薄暗いディスプレーを覗かなくてもCH表示が分かる。
(2)ロータリSWを使い6CHを6個のLEDと連動表示させ現場でのヒューマンエラー防止を狙いました。
(3)ディスプレ覗き穴の金属加工などのわずわらしさからも開放されます。
・1CHは77G TRV用2274MHzです。
・2CHはISDB-T受信コンバータ用552MHzです。
・3CHは近い将来47G TRV用2290MHzなど
・4CHその他、5CHその他、6CHその他

以下は受信(ダウン)コンバータ本体の概略です。
(1)LO 552MHzはこのぴるる小箱からコンバータに繋ぎます。
(2)「ぴるる」出力に含まれるスプリアス除去を目的に552MHz LPF入れ
552MHz用20dB AMPも設備しました。
ぴるる出力を+5dBmまで上げるとAMPは不要かも。
(3)コンバータ本体はRF(1265MHz) AMP無し、ミキサーはDBMミニサーキットADE-5を使って
変換後IF(713MHz)にBPF+20dB AMPを取り付けたオーソドックスなものです。
(4)コンバータGainは測定の結果約10dBとなりました。

・STBは受信セットアップ済み品をJA0RUZ 関崎さんからお借りしました。
・ぴるるメモリーCH呼出及び表示方法などはJH1GYE 高崎の新井さんに協力頂きました。
・コンバータ用 DBM ADE-5はJA1OGZ 金子さんから頂戴しました。
・使用したAMPはアルミケース入り(3GHz?20dB、5V 90mA)格安品です。

ご協力頂いた各局様、お陰でISDB-T受信はトラブルもなく順調でした。
大変ありがとうございました。

JA0IYB/1 群馬県藤岡市 齋藤 伸作

フロントビュー

LO+コンバータ

ぴるる 小箱

受信コンバータ
追加 de JA0RUZ  May/29/2018

斎藤さん
この度は FHD-ATV を  サッと受信して頂きありがとうございました。
しかし、これを即座に作っちゃうとは、すごいですね〜

   あっ   それから   変調器も貸し出しできる分がありますから、どうかFHD送信もよろしく・・・
(変調機は送信機では無いので借りた物でもOK!)
それと免許申請も、、、もう簡単です! 下記参照
https://jh0yqp.org/exp/QSO/ja0ruz/2018/2018_02_09/ja0ruz_isdb-t_sinsei_2018_02_09.html

変調機の1.2G OUTの仕様は森本さんの物を参考にしてもらえば、
今までの  5G TRV も使える?はずです。
(森本さん どうかご教授よろしくお願いします。RGPさん共に。)

または、その局発を使い  逆に713Mに552Mをプラスして1265Mへ変換してTRVに接続すれば、
少しの追加でOKかと思います。
いずれもアンプレベルだけ上手く設定すれば、割と簡単に出来ると思います。

*   少し考えたら、この作成されたものを 1.2Gへの送受信コン
       バーターに作り変えればOKかも知れません。
        MIXレベルと信号方向だけの違いですから。
この辺りのFの物で足りない物はきっと誰かが提供してくれるかも?

   **  ISDB-T 変調機はいつでも  貸し出し出来ます  **

変調機設定等は   JH1PEF長沢様  が詳しく説明されています
ので参考に。
https://jh0yqp.org/exp/MAKE/jh1pef/2017/2017_07_01/jh1pef_isdb_t_fhd_2017_07_01.html

ではよろしく。

JA0RUZ  関崎