いつもお世話様です。
安価に入手しました局発の実験をしました。
周波数帯域によって、基準の高調波±20MHz、40MHz、60MHzと出てきますが、
Picでスムーズに周波数切り替えが可能で基準のOCXOも60秒弱で安定になりました。
よろしくお願い致します。
浅妻 久和
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:::::::::::: 2GHz帯 チャンネル Local OSC JA0DFR 2017年6月11日 :::::::::::::::
(周波数4.4GHzまでの任意4チャンネルまで可能)
高崎市の新井さんの” 中華PLL評価基板” を使ったLocal OSCを見て、当局も同様な
仕様を新井さんから色々と教わり、2チャンネル用Local OSCを試みました。
1 中華PLL評価基板(eBay:\2,199 完成品)
(138M-4.4GHz PLL RF Signal Source Frequency Synthesizer ADF4350 DevelopmentBoard)
2 評価用マイコンボード(eBay:\1,026 完成品)
(CY7C68013A USB 2.0ボードロジックアナライザADF4350 /ADF4351 AD9958 / 59コントロール
3 10MHz(MORION MV197 10Mhz OCXO OSCILLATOR(eBay:\1.9K))
******* ADF4350タイプ基板完成品 *********
RF Frequency (137MHz ~ 4400MHz)
RF Output Power(-4dBm/-1dBm/+2dBm/+5dBm)
Reference Frequency 25MHz内蔵(外部用SMAコネ付)
{ソフト設定・・周波数確認}
1 Analog Devices Webから、設定用softwareをインストールし、Main Controls画面から
希望周波数を設定。(137MHz~4400MHz可能)
2 Reference Frequency 内蔵の25MHz(TCXO?)でなく、外部用端子に10MHz(OCXO)に設定。
外部基準10MHz(OCXO)を使いRef Doubler ?で 20MHzとして設定。
3 Main Controls画面右中央の RF Output Power(-4dBm/-1dBm/+2dBm/+5dBm)
を+5dBmに?。
4 Write ALL Registers ボタン ?ON? で周波数等の書き込み。
5 設定したデーターを、PCからUSB経由で評価用マイコンボードに書き込み
中華PLL評価基板の+OUT端子から確認しました。
試しに低い周波数と、規格最大周波数4400MHz も確認しました。
(550MHz、1150MHz、4400MHz) 他 2240MHz、2274MHz、2290MHz、2516MHz 。
周波数によっては、Reference Frequency の±20MHz~の気になる高調波が出ています。
何とか落とせる事が出来ればいいのですが、今後の課題です。
{ハード作業}
1 中華PLL評価基板と評価用マイコンボードのコネクター接続。
1-1:CEとPDRを3V3に接続
1-2:PA2→DATA
1-3:PA1→CLK
1-4:PA0→LE
2:基準25MHz(TCXO?)を取り外し、外部から10MHz(OCXO)9dBm± 接続。
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上記確認後、評価マイコンボード代わりにPic(JH1GYE局)で2チャンネル用に改造。
(2240MHz・・・GND、2274MHz・・・オープン)
+5v三端子(LT1763CS8-5500mA)
Pic(12F629) ・・・・・・・新井さん(JH1GYE局)からPicを使った周波数切り替え設計をして頂きました。
スムーズに2チャンネルの切り替えが出来、その後2逓倍、もしくは5逓倍で5G帯,10G帯、24GHz帯用の局発周波数が取り出せます。(1台、4チャンネルまで可能)
YQP-HPをお借りして、JH1GYE局にお礼申し上げます。
浅妻 久和 JA0DFR
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