マイクロウェ−ブ Q & A (2)


Q : マイクロウェ−ブのビ−コンは有りますか ?
2400MHz帯のJARL標識電波と 
    5.7GHz帯及び10.1GHz帯が運用されています   

 : マイクロウェ−ブではどのくらいの距離を交信出来ますか ?  
A :  一般的に5.7GHz帯以上では、見通しでは30cm〜60cmのパラボラアンテナと
       送信出力0.2W位でSSB,FMで100Km以上、
       海上ダクト(異常伝播)が発生時には300Km以上の交信が期待できます。
       ATVの場合はそれより短くなるでしょう。
       10GHz帯でもやや短くなりますが、同様な距離となるでしょう。
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Q : 標準的な設備はどのような構成でしょうか ?
A : 一般的には30cm〜60cmのパラボラアンテナとトランスバ−タ−と1200MHz帯用の親機の構成です。
       5.7GHz帯の送信出力は1〜2W
       10GHz帯の送信出力は0.1〜0.2W
       親機としてFMだけならばハンディ−、SSBならばオ−ルモ−ド機が必要です。
       ATVの場合は親機にFM−ATVアダプタ−を使用する場合と、
       1200MHz用FM−ATV機の場合が有ります。

Q :  いつでも交信は出来ますか ?
A :   関東地区、関西地区では夜になれば多くの局が出ています。
        地方ではあらかじめ連絡を取って交信しなければならない場合も有ります。
        関東地区では以下のようにロ−ルコ−ルを行っています。
 
       2.4GHz帯  
        毎土曜日 20:00〜21:00  2427.200 FM
                 21:00〜22:00  2424.200 SSB
        ビ−ム 北〜西〜東〜北
        キ−局  JA1CYC,JH1IGC (横浜)

        5.6GHz帯 
        毎日曜日 21:00〜22:00  5760MHzの下100KHz FM
        ビ−ム 東から始めて時計周回り
        キ−局  JA1CUY (千葉)

        10.1GHz帯  
        毎金曜日 21:00〜  10.239.900KHzメインチャンネル
        キ−局 JA1CUY (千葉)

Q :   マイクロウェ−ブ帯のレピ−タは有りますか ?
:   国内においてはレピ−タ局はJARLだけの免許になっています。

        2.4GHz帯は全エリアに設置されています。

        現在5.7GHz帯や10GHz帯の音声レピ−タが全国にて運用されています。
        海外においては、5.7GHz帯の音声レピ−タや10GHz帯のATVレピ−タが有ります。

Q :   マイクロウェ−ブを始めるのに何か参考書などは有りますか ?
A :   以下の出版物などが有ります。  

        * 「HAM ジャ−ナル」のバックナンバ−     CQ出版社発行( 現在休刊中) 
        * 「Micro Wave Report」     (有)ミリコム発行
        * 「The Micro Wave issue」 毎奇数月 年6回発行 年会費2,000円
           〒862 熊本市渡鹿1丁目3−9  「マイクロ誌発行所」
           TEL 096-372-5334 FAX 096-372-3381 
        * 「マイクロウェーブ・ナガサキ News Letter」
        *  海外の雑誌 
        *  国内関連リンク
        *  海外関連リンク    

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