マイクロウェ−ブ Q & A
:マイクロウェ−ブ(マイクロ波)とは1000MHz以上の周波数と一般的に定義されています。
しかし、たとえば47GHz(47,000MHz)は波長が6mmで
ミリメートル波と言いますが、 これらも含めてより高いバンドも一般的にアマチュアではマイクロウェ−ブと言っています。(1000MHz=1GHz)
区分(呼び名) | 周波数の範囲 | 波長 |
UHF帯(極超短波) | 300MHz 〜 3000MHz | 100cm〜10cm |
SHF帯(センチ波) | 3GHz 〜 30GHz | 10cm〜10mm |
EHF帯(ミリ波) | 30GHz 〜 300GHz | 10mm〜1mm |
電波利用の現状と今後の動向 (総務省)
:周波数帯の名称はどのようになっていますか ?
:周波数帯の区分は旧レーダバンドの呼称に準じていますが、国や用途の定義により若干異なるものも有り、 だいたい以下の通りです。
Band | Range (GHz) | |
L | 1GHz〜2GHz | |
S | 2GHz〜4GHz | |
C | 4GHz〜8GHz | |
X | 8GHz〜12GHz | |
Ku | 12GHz〜18GHz | P-Band,J-Band |
K | 18GHz〜26.5GHz | |
Ka | 26.5GHz〜40GHz | R-Band |
Q | 33GHz〜50GHz | |
U | 40GHz〜60GHz |
:マイクロウェ−ブは危険ではありませんか ?
: VHF、UHFに比べてより短い波長のマイクロ波は体(水分)には、より容易に吸収されるやすい性質があり、特に2GHz以上では、注意が必要です。
送信時は八木アンテナやパラボラアンテナの前方には立たないほうが良いです。
特に目は注意しなれればなりません。
:マイクロウェ−ブのバンドプランはどのようになっていますか?
:10.1GHz帯までのバンドプラン。
10.4GHz帯、24GHz帯、47GHz帯の主な運用周波数
:マイクロウェ−ブではどんな電波型式が使われていますか ?
:親機のモ−ドがすべて使えます。
CW,SSB,FM,ATV.PACKET,SSTV 高速デジタル通信、衛星通信、EMEなど ATVの場合は5GHz,10GHz,24GHzなどで誘電体発振器に直接映像の FM変調をかけますので簡単な設備が可能です。
受信は1200MHz帯にヘテロダインして、BSチュ−ナ−を使います。
ただし、FM音声は別途復調器が必要です。
: マイクロウェ−ブを使ったアマチュア衛星はありますか ?
: 次期アマチュア衛星PHASE-3Dがマイクロウェ−ブ帯を使えます。
周波数
PHASE-3D(AMSATへのリンク)
: マイクロウェ−ブを運用するのにどうしたら良いですか。
:
(1)電気通信管理局に免許状の変更申請をする。
変更申請のやり方がよく分からない方。
(2)無線設備をそろえる。
販売店、各地のマイクロウェ−ブクラブに相談する