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24GHzパワーアンプ   de JH1OQH Nov/27/2024 

EMM5837V1Bアンプ実験

2024.9.27 JH1OQH笠原善次

 

森本さんご指導頂き有難うございます、お蔭様で安定に動作しました。

これは先に森本さんが24GHz TRV製作投稿された物に組込まれてる1Wアンプの様で元々は森本さんが頒布されたのかな?今回私もJA0IYB斎藤さん依頼でこのキット製作する機会が有りました、このEMM5837V1BWavelabに使われているSMM5845V1Bと全て同一規格の様で興味が湧きます。

スペック表の直流動作点はVgg -0.15V at Id 1400mA(typ)であり動作電流をこの前後に調整出来る用にバイアス電圧を設定出来れば良く、バイアス電圧設定は通常のボリュム抵抗による連続可変か、キット付属のショットキーDiの順方向電圧Vf -0.19Vを利用するかですが、Diテストでは少々バイアスが深くId=1.03Aでもう少し流したい様です、最近の製品は均一でバイアスをスペック通り設定で良い様で当方は今回簡単に固定抵抗を計算し分圧式で加えてます、バイアス電圧は-0.148V Id=1.33A(抵抗値1.5K:47Ω)になりました、FM or デジタルモードでは動作点可変式で最適値に選べた方が良いかな?

組み立ては、基板流用の為か入力側ビスの抑えが入力コネクタから離れるので基板裏側入出力部に導電性接着剤を薄く塗布密着し、MMICの頭にフェライトゴムを張り付てます、発振、電流暴走も無く安定動作してます。

性能は13dBm/in   31.5dBm/out  Ga =18B

これ以上の実力はSGの関係で追及無し、ポーランドではVd 7V at 3W   8V at 4Wとかのレポート例が有ります、Wavelabは厚いアルミ土台に0.2t ?の基板がハンダ付けされ熱を効率的に放散させてあり、薄く良質な基板を用いてラジエーションロスも少く設計されてる様です。

JH1OQH 笠原

 
 EMM5837 delay sw回路.pdf