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自粛中のHandheld TRV製作 de JH1OQH May/14/2020
事の始まり

ローカル局のJR1KTI(高橋さん)とMIX OUT( -5dBm)でどの位QSOが楽しめるのだろうと言う事になり
高橋さんが基板を設計・製作してくれた物をローカル(本庄市ローカルの自称お茶飲み会メンバー)に配布、
皆で同じもの作るの又楽しで始まった次第です、以後この基板は“KTIスタンダード“と言っている
その話を仙台移動時JA7LGC阿部さんに話したら私も作ってみたいと言う事で阿部さんが中華に基板を
注文してくれた、それを分けて貰い使っている、やはり基板はプロに作ってもらうとで出来が違う
高周波で肝心なスルーホールが実に良いてなわけだ。

てなわけでJA1QOR大貫さんはこれを持ってメガホンANTで大声徘徊中、
JA0IYB斎藤さんは2BAND(5.7/10G)を製作してしまった。

私はと言う事で私にも製作ポリシーがあった?
手のひらサイズ、電池含めて(ジャンク基板に何と丁度良いシールド用ブリキ箱が付いていた2個)
80×65×20t m/m 1個は本体にもう1個は電池ケースになる、突き合わせると実に具合が良い

省電力 手持ち電池を利用 1800mAH 3.7V×2 (7.4Vで4h動作)
それなりの送受信性能 0.5W OUTPUT NF 2.0dB以下
IF 1290MHz C701ドライブ

T/R amp基板の製作

受信amp部は今流のLAN MMIC利用か迷ったが実績のあるデスクリートになった、
この回路は30年前にテフロン基板で作っていて当時はNF 1.5dB Ga25dB 2SK280×2だったS11 S22は
5.7Gでは容量性であるので?で共振を取り更にλ/4インピーダンス変換回路で50Ωに整合取る仕掛け
現在固定機直下に上がっているものはNE3514S02×2でNF 0.65dB Ga 30dB 0.8t テフロン基板製、
今回小型にと言う事で多く出回っているεrの大きなRogers R040033C 0.5t基板に変換した
笠原爺さん手作り、オムロン基板取付タイプG6W ANT RY OUT側GaAs SPDT SWを含めた一連基板で
NF 1.6dB Ga 29dBの結果になったのであまり追及していません、LO MIX等に近くシールドも無しで
受信抑圧が心配でしたが久喜、熊野谿さんのビーコンも固定機と同程度に聞こえてきました、
ハンデー機レベルでは良しとしますか。

送信部MMICはe-BAYにて\1400-円で入手した古い物(中古品)5.8GHz狭帯域規格
Ga 22dB P1d 27dBm(0.5W) Vd 5v Id 800mAのテレダインTAG-1032と言う大飯食い、
今流ならいい物がるRFPA5542TR13 Ga 33dB1本で済む、まあ有る物で進める事にする、
よせば良いのに又そのドライブFETに古いMGF-1303をいくら何でもGainが要らないからって使ってしまった、MIIX OUT BPFはマキ電機方式の真鍮角パイプ3素子、IFが1200Mなので切れてるスペアナでは
2倍3倍が見えない、LOはADF4351黒基板を使ったのですが欲を言えばC/Nがもう少しかな、
扱いが悪いのかな、RefはTCXO19.2MHzの物で以外にFMで使える、MAINで即SW/ONからQSOと
待ち受けが出来る。

添付PDFは参考に、標準的な回路構成作りです使用部品とレベル配分等を記入


この物天下一品物(世界に一つしか無い)でっち上げ作りに、ご指導ご協力頂いた皆さんに感謝です
又JA0DFR浅妻さんの製作記事が大変参考になりました、

JR1KTI/JH1GYE/JA7LGC/JE1NAXありがとう ではご安全に

笠原 善次 JH1OQH
5.7ghzTRV4hand機図.pdf