本日 長野市で、市販され格安な民生機器のミリ波送受信機を利用し 簡単な実験を行ないました。
雨で寒いので中止に・・・と思いましたが、場所を変更し雨のあまり当たら ない陸橋の下にて、60GHz特定小電力無線設備を使い、地デジ+BS-IF の広帯域伝送実験、及び1,2GのIFを入力してのF3EとSSBの狭帯域 伝送実験を行いました。
雨で更に冷たい風が強く吹いていた為、放送波の広帯域伝送は近距離での 伝送だけで終わらせ、1.2GでのFM・SSBでの狭帯域伝送では、約500m 程度の伝送は問題なく、かなりのマージンを残してノーノイズで強力に伝送 できました。 また60GのSSBモードでもドリフトもまったく無く、綺麗な音で復調されました
これらからパラボラの無い、又受信部には局発を持たない手のひらサイズの 60G特定小電力送受信機でも狭帯域波ではこれ以上に伝送できる事が わかりましたが、これで本日の耐寒テストは終了としました。
なお思いつきでカセグレインアンテナに抱かせた受信機もテストしましたが、 これはさすがに効果が確認できませんでしたが、うまくパラボラ等にドッキン グできれば、かなりの距離も期待できそうです。
ついでにJH9CFT局とJA0BNK局で77Gの対向実験も行なっておりました。
寒い雨の中を遠路はるばるお集まりいただきご協力頂きました皆様には厚く 御礼申し上げます。 なお 集合写真の後ろの丸屋根の建造物は長野オリンピック会場になった 「ホワイトリンク」です。
参加局 JA0EZA JH9CFT JA0BNK JA0DAE JA0GPO JH0QDH JH0LUA JA0RUZ
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集合写真 |
実験場所 |
60G送受信機 |
送信側 |
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受信側 |
思いつきのカセグレイン使用60G受信 |
77GHz 実験 |
77GHz 実験 |
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