YQP各位
JA0DAE 小林OM殿
JL1KPS 世田谷の岩瀬です。
大日方OMの10GHzトランスバーター完成しましたので報告致します。
写真01 「完成直後」
受信回路の調整用簡易SGを用意しまして、電源ON、1発でSGの信号を受信しました。
1ヶ所スタブ調整を行い、IFの1280MHzでSメーターにFSを確認するまで、
電源ONから2~3分と、凄い再現性です。
これほど簡単に動作するとは思わず、ビックリしました。
写真02 「LO出力」
局発はコスモウエーブさんのLO:4480M(出力+10dBm)です。
スペアナで確認写真ですがC/Nは55dB取れているFBな特性、
スプリアス等が出ていないか、細かく調べても見えません。
写真03 「測定の様子」
送信調整準備、分岐を使って、スペアナとパワー計、同時に見れる様に接続し、
スプリアスを監視しながら、パワーを調整します。
写真04 「10GHz出力」
送信調整、スペアナで10.24GHzをセットしてIFのPTT ON
TX側Trのバイアスボリュームを1か所、動作予定の-0.2V付近まで動かすだけで出ました。
もう1ヶ所の出力Tr用ボリュームを調整すると、スタブ調整なしで0dBmまで出ました。
スタブ調整を行い、+13dBm以上の出力を得た状態の写真です。
写真05 「10GHz出力パワー」
上記写真04の、パワー計の測定表示です。
尚、オリジナルはIF:0.1W入力ですが、1Wでドライブ出来る様、
IFATTの抵抗値と耐圧を変えました。(写真01の右上)
オリジナルATT:17dBに+10dB、27dBとなる様に乗数を変更、
0.75Wの抵抗120Ωと100Ωをパラ接続にして1.5Wの、π型ATTを構成しております。
1.2GHz IFの特性もSWR=1.2と良好な値を得ています。
又、過剰な発熱や回り込み、Rx用Mix回路の破損等の問題も発生せず
動作している様に見えます。
1W化で不都合等ご存じの方おられましたら教示願います。
【最後に】
現在入手困難となりました貴重なIF用リレーを、快く分けて戴きました
JA0DAE 小林OMに感謝致します。
【今後】
10GHz、1W AMP製作に着手します。
各位、ご教示の程宜しくお願い致します。
以上
10GHzトランスバーター01 組上げ直後
10GHzトランスバーター02 局発出力10dBm
10GHzトランスバーター03 測定の様子
10GHzトランスバーター04 10GHz出力
10GHzトランスバーター05 10GHz出力パワー測定 |
10GHzトランスバーター01
組上げ直後 |
10GHzトランスバーター02
局発出力10dBm |
10GHzトランスバーター03
測定の様子 |
10GHzトランスバーター04
10GHz出力 |
10GHzトランスバーター05
10GHz出力パワー測定 |
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