GHz帯のPLLでは基準信号に10MHzを使うとCNの点で満足な性能が出ないことが判り、100MHzOCXOを基準信号として使うのが標準的になりつつあります(本当か?)
OCXOは温度補償がされているので周波数変動は小さいのですが、それでも10GHz以上のPLLにつかうとドリフトが目立ちます。WSJTなどの狭帯域モードでは不十分な安定度です。
サンダーボルト(GPS同期発振器)などの10MHz出力をPLLの基準にすればドリフトは小さくなりますが、CNが悪くなると言うジレンマです。
そこで、100MHzのOCXOにGPS同期を掛ける装置をつくり、高いCNと高い安定度を同時に達成出来ることを確かめましたので、ご報告します。
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