24G ISDBT実験他 de JA3CVF 森本 清 Aug/27/2020 |
24G ISDB-Tの室内実験でモニターの品質表示が50%~100%の範囲で不規則に変化する。
モニターシステムは5G、10G、24Gの3バンドの物です。
24Gは一度8G帯にして725Mのダブルコンバージョンで局発を共通にしていました。
スペアナで入力レベルを最適にしても変化は変わらず。
局発共通のダブル変換が関係しているのかと、コンバーターをシングルとして24Gを
直接725Mに変換しても変わらず。
但し、同軸リレー追加と成ったが、24Gの時繋ぎ変え不要となって使い易く成った。
局発はぴるるの835Aを使っていて、C/Nは特に問題無かったが、
少し動く様な気配が気に成っていた。
残るのはこれかもと内部基準発振をGPS10Mでロックして見ました。
C/Nは変わらないが当然周波数も安定する。
品質表示も100%で変化しなくなった。
DATVの場合周波数の変動は問題ないと思い込んでいたのが駄目だった。
10M OCXOを組み込んで解決した。
最近10M OCXOの安い物が少なく成って来たようで何とか手に入った物が不良品。
動作確認済と成っていたので入手先に連絡、別の物を送って貰う様に成った。
不良品は返却不要との事なので、ダメ元で分解してみた。
シールドケース周囲全面的に半田づけされているもので、簡単に分解出来ない。
フライス盤で周囲を削って外した。
症状は2つ、ヒーターに通電しない。出力が極端に少ない。
オシロで発振を確認、次のバッファーアンプの出力OK。
最後のドライブアンプのICが不良の様だ。
型名が判り難く入手も難しいので、ICを取り外して入出力をジャンパーした。
出力は-6dbmが出てきた。
ヒーター通電は基板を押さえると通電する事が有るので直りそうと色々再半田を繰り返したが、
結局裏面の三端子レギュレーターのアースの半田が浮いていた。
一応動作するように成ったが出力が10db程少ない。
外付けでMMICのアンプを追加したが、正弦波のひずみが多いので、
エミッターフォロアー回路に変更して5dbmの出力で波形も綺麗で使える様に成った。
エミッターフォロアー回路の電流は24mA流して波形が綺麗に成った。
交換品も使えてラッキー。
JA3CVF 森本
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