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135G 4逓倍器の実験  de JA3CVF  森本 清 Sep/03/2018

ミリコム上島さんが開発中の135G逓倍器の金メッキ基板のサンプルが入手出来たので実験しました。
綺麗なエッチィング、金メッキでダイオードが付け易い。
自前エッチィング基板と比較の為にキャビティーは同じ物を使いました。
基板位置はダイオードのセンターが出力穴のセンターより少し上側で位置調整等深追いは
していませんが出力が多い。
スペアナでは外部MIXも変わって居るので以前の物との比較は出来ませんが直近では一番多く
検出しました。
気を良くして70Gセンサーでパワーを測定しました。
センサーとのマッチィングが一番良い所ですが、−7.1dbm 0.19mWまで振れました。
このセンサーで135Gの方が良く振れる事は考えられないので嬉しい結果です。
33G帯ドライブは120mWなので250mW位ドライブすれば上がる可能性は有ります。
出力穴は1.6mm、10mm長ですが、3倍波、5倍波はMIXの感度差を無視すれば−30dbc以下でした。

上島さんは33G帯アンプと組み合わせて開発中で1mW以上の物が期待出来そうです。
このアンプの入力は11G帯にも対応出来そうなので前段のユニットが作り易かな。
親機方式1.2G帯なら12分周、11.3GBPFが必要ダイレクト変調なら随分簡単な回路で済み、
135Gも身近に成りますね。

JA3CVF 森本

135G逓倍器金メッキ基板出力2

135G逓倍器金メッキ基板出力縮小