1.2G帯のハイゲインのアンプを作って実験しました。
μPC2709TB二段ですが安定して49dbのゲインが取れました。
大きさは20mm×30mmです。
飽和出力は+12dbm位ですが入力オーバーに成り過ぎると出力が低下しました。
ATTに使っているピンダイオードの同軸リレーのアイソレーションは57dbでした。
これを組み合わせたゲインコントロールの実験結果
−43dbm〜+14dbmの範囲で出力3.1dbm〜5.2dbmにコントロール出来ました。
+14dbm以上はコントロール出来ず+20dbmで出力+8.4dbmでした。
これを分周ユニットと組み合わせて実験
無変調では−58dbmまで安定して24分周
80%変調AM波は−45〜+20dbm
90% −36〜+20dbm
95% −24〜+20dbm
98% −20〜+20dbm
変調度はSGの値です。
随分改善しましたが1.2GSSB信号ではリップルが出ました。
参考にオシロで見える145MのSSB信号の室内音の送信波形を見るとくびれた所が有るので
AGC方式では限界が有るようです。
後は増田さん提案のバイアス用信号を加える方法ですが1.2G帯で親機と連動して周波数を
可変するのが難しそうです。
参考写真
SSB信号では有りませんがAM波を分周、逓倍後の復調信号と直接1.28Gの復調信号の比較ですが、
1KHz単一信号変調波ではノイズが含みますが、復調出来て居る様です。
1.28Gの飛び込み信号も有るので定かで有りませんが逓倍後の信号は遥かに大きいので復調波は
間違い無いと思われます。
JA3CVF 森本 |
1.2G 49dBアンプ |
1.2G AM波SSB復調信号 |
145M SSB信号1 |
分周、逓倍後の復調信号 |
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