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249G SSB送信実験パート2 その後  de JA3CVF  森本 清 Feb/23/2018

1.2G帯でAGCアンプ用に使えそうなICの手持ちが無く、リミッターも色々実験しましたが
上手く行かず時間が過ぎました。
少し前進しましたが、中々手ごわい。

頭切れの確認がスペアナでは難しく良い方法を色々試して、フィルター出力の14.318Mなら
手持ちのオシロで見えました。
弱い音声でも出力が出る様に実験しました。
1.2G分周入力にアンプを挿入、更に固定ATTも外して小さな入力でも分周、
大きな信号は可変ATTで抑える回路を入れました。
可変ATTはピンダイオードの同軸リレーです。
写真は24分周後の波形ですが、フィルターが無いとノイズ部分が重なって
信号低下部分は良く見えません。
あーと大きな声の場合は飽和してリップルは出ません。
小さな音と少し大きな音です。

1.2Gアンプのゲインを上げる。
ATTの制御を工夫。
8分周後にアンプを入れる。
等すればもう少し改善しそうです。
この状態で前回に比べて出力の変動は少なく成りましたが後少しです。

親機のマイクコンプレッサーは入れています。

JA3CVF 森本

1.2G SSB
信号分周波形

1.2G SSB
信号分周波形2
249G逓倍式で
SSB送信実験6.wmv




Sent: Wednesday, February 7, 2018
Subject: RE: Re: 249G SSB送信実験パート2

増田さんおはようございます。
新しいフィルターに合わせて頭切れの対策を考えて見ます。
当分遊べそうです。

森本

-----Original Message-----
Sent: Tuesday, February 6, 2018
Subject: Re: 249G SSB送信実験パート2

森本 さん

SSB音声の頭が途切れていますね、
音声入力が無いかレベルが低い状況では分周器が動作できず、
ある程度音声レベルが高くなってから分周動作を開始するためだと思います、
SSB変調波をリミッタもしくはAGCアンプで増幅し、、
周囲の環境音でも分周器が動作するレベルを確保すると音声の頭の途切れが無くなると
思います。

BPFを通すと音が歪むのはSSB変調波の周波数帯域が削られている場合に起こるようです。
理論的には2.7KHzでよいのですが、
送信のキャリア周波数はSSB帯域の端から0.3KHz離れているので、
この差を考慮して周波数を完全に合わせなければならないです。
BPFの帯域を広くすると合わせ易くなると思います。

BPFが無いとスペクトラムが広がり、送信電力が分散し、受信電力が低下してしまいますね。

増田 幸雄

Sent: Tuesday, February 6, 2018
Subject: 249G SSB送信実験パート2

フィルター帯域の違いを確認するために現在の3KHzの物とフィルター無しで比較しました。
先日増田さんが6KHz帯域のフィルターの紹介が有ったのでこれも実験する予定で
比較用にデータを取りました。
両方とも音は悪いが何とか内容は判りますがフィルターの無い方が良い様です。
フィルターが無い場合は無信号でもコンバーター出力が出ているが、信号は受信しないので
多分ノイズの様です。
フィルターが有るとコンバーター出力は殆ど有りません。
尚、今回コンバーター出力のALCは固定にしました。
ALC回路が有るとSSBではピークが抑えられる気がしましたが効果は良く判りません。

また、容量が2M有ります。

JA3CVF 森本

 249G SSB実験パート2.wmv