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スペアナ外部MIX使用時の仕様外周波数を見る(追加)  de JA3CVF  森本 清 Nov/27/2017
追加実験
今年のレポートに有る5GプリアンプのMMICでLOアンプを実験しました。
このMMICは600M〜6Gの広帯域なのでそのままでは2ポート時IF信号が回り込んで
発振するので入力にHPFを入れました。
この辺を見るスイーパーが無いので特性は判りませんがLO信号の低下が無く、
発振しないので丁度良さそうです。
出力はMS710Cの90G〜140Gです。
粗16dbm以上出ました。
スペアナのMAXホールドの特性なので凸凹しています。
LO出力に2ポートMIXを繋ぎ、IF出力をスペアナに繋ぐと3ポートMIXに成ります。
IF出力とIFINを繋ぐと2ポートMIXとして使えます。
ケーブルの長さにより特性が変わる様でスペアナに合わせて専用にした方が良い様です。
また、内部で接続し3ポートで使った場合LPF2のコイルとHPF等の反射でトラップの様な
減衰が見られLPF2を調整してIF周波数から下にずらせました。
スイーパーの出力は−10dbmです。
現在は分離しています。
IF出力とIFINの間にIFアンプも入れられます。
そのままでは回り込みか5db位のATTをIFINに入れないと信号が見えなかった。
この辺の検証が必要ですが何とか使えそうです。
チョークコイルは18μHが推奨ですが、カップリングコンデンサーとチョークコイルが
直列共振してIF周波数付近のロスが増えたので外付けのチョークコイルを並列に入れ、
更にカップリングも3Pにして共振周波数を上に上げました。
今までの5GFET2段アンプの方がIF周波数付近のゲインが無いので使い易い様です。
何れも電源電圧を可変して出力調整しています。
今回は色々実験するためにIFポートを2つにしました。
249Gは2ポート、3ポート共今までと同じ様に見えましたが、3ポートで見た方が
扱い易い様です。
de JA3CVF 森本

2ポート用共用とした
場合のLPF特性

2ポート用LPF特性

LPF特性

スペアナLOアンプ出力

スペアナ外部MIXLOアンプ