今まで富士通の11G帯BPFを改造して周波数を合わせていましたが、
入手が困難になって来ました。
最後に入手した11.505Gの物を参考に寸法取りしていました。
一寸寸法が小さいのですが25×12×1.2t(内径22.6×9.6)の真鍮平角パイプが
入手出来たので寸法取りした資料を参考に試作しました。
富士通の物は内径23×10.3です。
内径が小さいのと寸法取りの誤差も考えて1mm以下の寸法は四捨五入で図面を書きました。
この図面をパイプに貼り付けて穴を開けました。
中々正確に穴を開けられなく成り位置ずれは結構有りますが其れなりの特性が得られました。
手動スイーパーとスペアナでの調整なのでネットアナで合わせればもう少し綺麗になるかも
知れません。
時間が有れば三上さん所で調整したいと思っています。
写真は改造品と試作品2例の物です。
何故か最初作った試作品1の穴位置間違いの物の方が少し特性が良いようですが・・・
LO及びLO+2IFの所は両方共50db以上落ち帯域も30M以上粗フラットで使えそうです。
JA3CVF/日高郡 森本
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11.77G BPF試作1 |
11.77G BPF試作2 |
改造品1 |
改造品特性 |
試作1特性1 |
試作2特性 |
試作品再調整 |
今日三上さん所のネットアナで再調整しました。
スイーパーの周波数が50M程高かったのでセンター11.720Gで合わせました。
結合量調整ビスが4本、帯域幅に関係する物、帯域外の切れに関係する物。
センター周波数合わせ関係3本、合わせて7本のビスの調整ですが、
特性を見ながらなので5分位で綺麗に合わせられました。
試作品1、2共粗同じ特性に成りました。
JA3CVF/日高郡 森本 |
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