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ミリ波送受切替電動化の実験 その1途中経過 de JA3CVF  森本 清 May/18/2016

135G、249Gで送受別々の放射器を使って左右に移動させています。
移動方法はマイクロメーター、手動レバー、ソレノイドでの吸引と色々試してきました。

ソレノイドは自動で切り替わり便利ですが切替時のショックが大きい欠点が有りました。

今年の九州ミーティングでIKO製の並行スライダーを譲って貰いました。
500円のミニスライダーとは格段に性能が良く何とか使えないかと考えていました。

また、この際電動化でショックの少ない物が出来ないかCADでパソコン遊びしていました。
図面上はモーター駆動で何とか成りそうだったので試作しました。
もう少しコンパクトにしたかったのですがベースの板の既製品が100×200mm 厚み5mmのアルミで切るのが面倒だったのでそのまま使いました。
また、アンプの上をスライドするのではなく曲がり導波管のフランジの上をスライドさせています。
これで増田さんのアンプが使えます。
モーターはタミヤ製のギャードモーターで、7.2V無負荷94rpmの物です。
23rpmの方が良かったのですが店頭在庫が無く取り合えずこれにしました。
このモーターに40mmプーリーを付けました。
この辺の部品はおもちゃロボットや自動車模型用に色々有って便利です。
写真の様に戸車で方向を変えてスライド部分に連結しました。
今回苦労した所はスライダーにガタツキが無く導波管フランジの高さとスライド板の高さを精密に合わせる必要が有った事です。
ミニスライダーは上下のガタツキが結構有ったので少しの誤差はこのガタツキで吸収出来たので薄い板で調整出来ていました。
板での微調整が難しく色々考えた結果イモネジ4本で浮かせて調整する様にしました。

ネジの当たる所はステンレスの板にして食い込みを防止しました。
これで精密に合わせる事が出来ました。
電気回路は47Gや77G用のアンプ回転用が使えますがこれからです。
試しに4V位で駆動しましたが、中々具合良さそうです。

JA3CVF/日高郡 森本