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249Gトランスバーター改良版組み込み de JA3CVF  森本 清 Mar/26/2016

4G帯MIX及びBPFは1G帯から9.8G帯8逓倍ユニットを改造して外付のMIX BPFを簡略化しました。
初段のFETは送信時ドレインに電圧を掛けずIF信号を入れMIXとしています。
受信時は電圧を掛けて3.8Gアンプとしてドレインラインにカップリングして取り出しています。
これで同軸リレー1個で済みました。
9.8G BPFを4G帯にしたので切れは良くありませんがLOは30db以上落ち41G帯では気に成りません。
1.28G 6分周は2号機と同じ構成ですが一枚基板を掘りました。
このユニットの213Mフィルターも良くありませんが簡略化しました。
内部と41G帯ブロック部分を接続するコネクターの配線をソケット、コネクター共右回りに配線して
受信5Vラインに12Vが供給され1.2Gプリアンプが壊れてしまいました。
配線間違いしても安全なピン配置が必要でした。
MMICはフリップチップタイプでしたが、ホットプレートで取外し、取付が出来ました。
ホットプレートは必需品に成りました。
交換後も調整なしでNF0.49dbと最初の性能と同じで良いディバイスの様です。

ソニー40cmCSアンテナに取り付け受信テストしました。
受信MIXは0.127mm厚の基板にアンチパラレルダイオードを付けたものですが組み上げ前から
空Sが多くイマイチの状態、案の定感度が他のセットに比べ悪い。
ドライブレベルを変えるも良く成らず不安定。
1.28G IFをスペアナで見るとノイズが変動して不安定な信号も見える。
41G帯ユニットの12.5GLOレベルで一連のノイズが大きく変わる。
12.5Gの出力をスペアナで見ても安定していて、アンプ出力と41Gユニットの入力のマッチィングが
悪くどちらかが不安定に成っている模様。
ドライブレベルに余裕が有ったので5db ATTを入れると安定し、空Sも少なくなった。
MIXの性能が悪いと思っていたが落とし穴が有りました。
受信感度も大幅に良くなり一号機 シングルダイオード2個使いのMIXより10db位良い。
何か良すぎる気もするが・・・
スコープを取り付けて距離を取って比較して見る予定です。

JA3CVF/堺市 森本


1.28G 6分周

4G帯MIX & BPF

249G 3号機 1

249G 3号機 3

249G 3号機 2