一号機は8年前色々実験して最良点に調整していたのですが、その後使う機会が無かったのでアンテナを135Gの二号機に流用していました。
その後ソニーの40cmSCアンテナに取り替えていました。
このアンテナに変えた時のデータが残っていなかったが多分最良点に調整していた物と今回のDATVの受信側に使っていました。
受信側でもう少し何とか成らないかと8年前のyqp送信メールを読み返して見ました。
この時の実験でサイドローブを減らして良い結果と記録されていました。
現在の一号機もサイドローブが気に成っていましたが不便を感じなかったのでそのまま使っていました。
今日25m先のtest setの信号を受信しながら大きなサイドローブが無く成る位置を探していると今までより2cm位前に出すと良い所の有る事が判りました。
元のコンバータ位置より前です。
CSアンテナ等を流用した時元のコンバーター取付位置を目安に前後でピークの取れる所に調整していました。
今回も前に出すとレベルが低下するが更に大きく前に出した所に良い所が見つかりました。
また、放射器も内径1mm外形2mmのパイプの上に内径2mm、外形3mmのパイプを被せて前後にスライドして放射器の位置を微調整していました。
所が色々合わせて居る内にこのスライドの最良点が焦点位置と少し関係が無い所に有る事に気付きました。
1mmから2mmにパイプ径が変わってその先の2mmパイプの長さが関係している模様。
まず、パイプをスライドさせて最良点に合わせて更に全体を前後に合わせるとより良い点が見つかりました。
放射器が設計位置より前に良い所が有るのはオワンの全体より狭い範囲を使った方が良いと感じて、更に先端に5mmパイプを被せて放射パターンを狭めて見ました。
これでもゲインが上がって全体として5db程改善し、水平、垂直とも大きなサイドロープは無く成りました。
瞬間接着剤で固定して自己満足。8年前は上下に放射方向も合わせていましたが根気が無く成ったのかな?
test set 二匹目のドジョウを狙ってMIXからのIFケーブルを少し緩めて見ました。
抜けかけ寸前で4db位受信レベルが上がりノイズレベルも変わらない。
MIXの片側は中継コネクターで本体に接続していますが、中継コネクター側を緩めても抜けるまで変化しないので不思議な現象ですが、またまた にんまり。
スペーサーで浮かせるのは難しい位置、元々ケーブルが少し長いと思っていたので今年のハムフェアーで沢山仕入れたチョット短めのフレキシブルケーブルに交換した所4dbアップしてコネクターを緩めても変化しない。
やったね
元のケーブルと交換したケーブルの損失は1280Mで0.1db以下の差でした。
これで昨日の実験時より9db改善された事に成るので次回の実験が楽しみです。
このメールも何年か先読み返して約に立つかも知れません。
記録を残す場を提供して貰って感謝しています。
JA3CVF/日高郡 森本 清
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