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周波数電圧(F-V)変換の実験(最終)  de JA3CVF  森本 清 Dec/17/2013

V-F変換の温度ドリフトをディップドマイカコンデンサーに変えて改善したので組み込み確認しました。
コンデンサー単体へのストレスでは周波数は変わりませんが、全体をドライヤーで温めると少しドリフトしましたが実用的には問題ないレベルでした。
レベルによる差はデジタルメーターのリニアリティーが原因と思われV-F F-Vは同じ定数で作れば連動する様です。
デジタルメーターに同じ電圧を加えても一点では合わせられますが、使う範囲で少しずれが有りました。
校正VRを調整して傾きを変えている為か二つのメーターで傾きが一致しません。
少数点以下0.6位の差異が有りました。
何万円もする測定器ではないので仕方のない所と思います。
IC910にSGから信号を加えて最終確認し、使える事が判りました。
1H位連続で通電しましたが、IC910からの出力かSGのレベル変動か判りませんが送り側のレベル変動が少し有りますが、受信側では連動して動くだけで差は出なかった。
全体として0.5(0.5db)位で実用上問題無いと思います。
トランスミッターもAFC付FM受信機なら信号が逃げる事無く働いている様です。
これで随分使い易くなったと思います。
周波数の低いデジタル回路は結線を間違えなけれは働く様ですが、トランスミッターの変調度、FM受信機からの出力レベル、コンパレーターのスライスレベルの兼ね合いの調整が必要でした。
写真にある真ん中の棒はトランスミッターのアンテナです。
コネクターBNC、ハムフェアーで貰いました。

JA3CVF/日高郡 森本 清