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1280M 1/8分周ユニット 他の実験  de JA3CVF  森本 清 May/04/2013

77Gと同じ構成のTD7104P、μPC1677Cですが、出力のフイルターはBPFではなくLPFとしました。
47Gの経験からデジタルテレビ信号はLPFタイプの方が良いと思ったからです。
MIX後のフイルターがしっかりしていればここは適当でも良かったのですが、
今回のフイルターは離れた所の特性が良くないので、分周後の高調波を出来るだけ抑える様にしました。
LPFは0.4mmの線を3D 6T コイル3個と22P、39P、39P、22Pの7素子で構成しました。
カットオフ周波数は174M位です。
2.5Gまで1440M位が一番多い様ですが、50db以上抑圧出来ました。
出力は17dbm位得られ、BPFより多い様です。
LOアンプ、MIX、フイルター、信号アンプと同軸リレー二個を一つのユニットに纏め、
信号アンプの電源を可変してレベルを合わせる様にしました。
最終的にスプリアスも50db以上落ちていますが、信号アンプを通すとスプリアスが増加、
原因が判らず悩みました。
MIXやアンプ周辺に手を近づけると増加する。
原因は、MIX出力、信号アンプ入力のコネクターの取付と判りました。
半田付けタイプを使っていましたが、少し隙間が有ってMIX側で漏れた物が、
アンプ入力に入っていた様です。
両コネクター周辺全体を半田付けしたら収まりました。
信号レベルには関係なくてもアース側は完全に接触させないとスリッドアンテナの様に
働く事が判り勉強に成りました。

JA3CVF/堺市 森本 清


8分の1分周ユニット

分周MIX部分送受切替ブロック

フイルター出力アンプ後の
スプリアス

8分の1分周出力