47Gで作った円形導波管フイルターと同じ構造で77G用に作って見ました。 穴の大きさ等判りませんので、4mm厚の銅板の切れ端を使ってどの位で同調するか試しました。 取り合えず47Gの半分弱の大きさにして順番に大きくしていき試して見ました。 入出力は内径3mmのパイプにしました。 最初共振部を2.7mmにし、アイリスプレートの穴を1.2mmにして特性を取りました。板厚は0.05mmです。 調整ネジは2mmです。 この手のモードはネジを入れていくと周波数が高くなると大日方さんの記事に有った様な記憶が有ったのですが・・・ 2.7mmでは小さい様でネジを殆ど入れた所位で同調するようでした。 プレートの穴も小さい様でロスが多い。 3mmに広げると調整ネジは2/3程度と成った。 3.2mmでは僅かに入った所になって4mm厚の場合は3.2mm〜3.3mm弱に良い所が有りそうです。 アイリスプレートの穴も1.4mm位が挿入ロス、すその特性のバランスが良いようでした。 調整ネジが僅かに入った所になる穴にして出来るだけQを高くしてアイリスプレートの穴を1.4mm前後に微調整すると最良点を見つけられそうです。 1.7mm位ではロスは少なくなりますが、特性も悪い。 特性を取った一例ですが測定システムがいい加減なので参考程度です。
77760M を0とした時 77760−1272(IF) −13.1db 77760−2IF −24.8db 77760−3IF −31.1db 77760+IF −15.2db 挿入損失は8db位 チョット贔屓目 測定のバラツキが多い。8〜10db位か 47Gの時と同じ位の感じです。 もう少し細かく特性を取ろうとSolilockのリファレンスを可変して信号源にしようとしていたら壊してしまってストップしました。 ロスが8db位ならゲイン18dbとして出力10dbはアップする計算ですが・・・
JA3CVF/日高郡 森本 清
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