MIXダイオードを飛ばしてへこんでしまい、新しくダイオードを取り付ける気力が無くなっていましたが、
前に亡き重盛さんから頂いていたシングルバランスのMIXで実験しました。
シングルダイオードを2本使った物なので過入力に強いが果たして逓倍方式で出力が出るか判らないし、
出力の出る方向が今回の物と90度違うので躊躇していました。
全体をL型金具で角度を90度変えれば使えそうなのでまず逓倍出力が出るか試しました。
そのままでは出力が少なく駄目かな思いましたが、駄目元で少し正方向に外部からバイアスを掛けて見ました。
出力が増えて最初のシングルダイオードで実験した時と同じ位出ました。(基板は241G用だったが)
現用のアンチパラレルのMIX方式に比べて12db強アップで、少し物足りないが深追いせず取り合えず
アンテナに取り付けて受信能力を試しました。
現用に比べて空Sが多い。
アンチパラレルはLOドライブを掛けても殆ど空Sは増えないが、此方は派手に振れる。
IFアンプの違いは有るが、約15dbは多い。
飛ばす前のアンチパラレルでは空Sは増えなかったので、MIXの違いは明らかです。
比較する為に15dbのATTをIF出力に入れて、空Sを同程度にしてパイロット信号を受けて見ました。
オフセットアンテナは現用と同じ型名の物なので、ゲインの差は余りない。
親機のSメーターにデジタル表示器を付けていたので比較しやすい。
ノイズレベルを0dbにセットして信号を受けた時の増加分は現用と遜色ない。
これだけで比較は出来ないが感触は良い。
雪と4人目の孫の誕生見込で今年のミーティング参加が微妙ですがこのままにして置いて
比較出来ればと思っています。
雪がとけて4月初めまでに生まれてくれると良いのですが・・・
日高郡/堺市 JA3CVF 森本 清
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シングルバランスMIX縮小.JPG
シングルバランスMIX三号機縮小.JPG
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