1つ目 今年のマイクロウエーブミーティングで配布されたマイクロウエーブプログレスレポート2011の記事で逸見さんが書かれた音で聴くパワーメーターを参考にSメーター回路に付けて見ました。 ICは新日本無線のNJM4151Dですが同じ様に働きました。 Sメーターに応用した場合信号が弱くなって表示が不安定に成ってくると変換される音声がふらついて聞きづらくなったので入力に4.7μを入れました。 応答が遅くなりますが聴きやすくなりました。 フルスケールで2.5KHzにセットしました。 中々面白く記事に有る様に信号確認に色々応用出来そうです。 2つ目 アナログメーターは変化は見易いが、値を読むのが面倒です。 ノイズレベルから何dbアップか−dbmからの逆算になって判りづらく、ノイズレベルの値も覚えて置く必要が有って何か良い方法がないか考えていました。 今回序に実験しました。 IC910のSメーターのフルスケール時のアナログ電圧は約3V位ですが、これを秋月のデジタルメーターの2Vレンジで表示、スケールオーバーになるのを入力を約半分にして読み取り易い様に、校正用のVRを調整しました。 私のIC910のFMでは1280M−120dbm〜フルスケールの−70dbm位まで粗直線的に変化するので中々具合が良い。 トランスバーターを繋ぐと空Sの値が変わるのでデジタル計のアース側に電圧を加えてキャンセルしてこのレベルが00.0表示にセット出来る様にしました。 メーターの電源はDC−DCコンで別電源にします。 例えば−120dbm入力時00.0表示にセットして−90dbmを入力すると30.3を表示し、−120dbm〜−70dbmの50.0まで±1db以内の誤差で表示しました。 間の細かな変化も±0.6db位の間に入る様です。 SGやATTの誤差も有りますが、中々具合が良いようです。 今年最後の実験になりました。
135GのMIXで戦意喪失になっていましたが、新しい物を作ろうとクーネの基板を取り出した所、145〜241GHzの表示は同じですが、裏側の穴の大きさが前回作った物と異なる事に気が付きました。 前回も穴が1mm位で小さいなと思いつつ表の表示で共通と思い込んでいてそのまま使ってしまった様です。 表の表示は共通ですが、二種類有るようです。 ひょっとして感度が悪いのはこのせいかもと思うとまたやる気が出てきました。 来年のお楽しみと言う事で今年は気分の良い所で終わりにしたいと思っています。
明日はおせち料理作りに励みます。
日高郡 JA3CVF 森本 清
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