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135G送信機実験その1  de JA3CVF  森本 清 Dec/09/2011

Solilock−10G(16G帯)を使って直接FM変調を掛けて8逓倍で135Gを出そうと実験を開始しました。
現用の135GトランスバーターはアンチパラレルダイオードによるMIXタイプで出力が物足りない。
スペアナMIXのロスが不明ですが現状の目安として−44.8dbm。
昨日報告のパイロット信号が−52.4dbmなので、シングルダイオードによる逓倍で20db位アップ出来ないかと開始しました。
今までのMIXケースは故人の重盛さんから譲って頂いた物を使っていて33G帯の入力部分は片側をミーリングでくり抜きベースで蓋をする様な構造です。
今回はミーリングが出来ないので、市販のアルミ板に33G帯アンプを直接抱かせる構造でドリルとヤスリで角穴を開けました。
バックショート用には九州のミーティングで貰った内径約5×3mmの銅角材を使いました。
アンプ出力は約7mm×3.5mmなので内側をヤスリでテーパー状にしています。
基板はクーネの145−241G用です。
導電接着剤が5年以上前の物で温めても固まり易く上手く伸ばせないが何とか使いました。
また、ビームリードダイオードの半田付けも久しぶりでもたついて自分でも歯がゆいが、ビールの力と気合で何とか付けました。
Solilockの出力を50mW位までアップ、2逓倍器で33G帯を作ります。
1mW以上は出ている様です。
この出力はセミリジットを直接半田付けしています。
後のアンプのゲインが高いので少し位のロスは無視しました。
逓倍器はオフセットアンテナに直接取付る事を考えて一体化して組み立てました。
アンプはメイコム製ですが、定格が判らず5Vで使っていますが、1A位流れるので、放熱器を付けています。
今の所出力は−32.1dbmで12.7dbアップ、目標に達せず。
欲張ってダイオードを飛ばして交換後の出力です。
ドライブを増やしても余り増えなかったので、この逓倍器の限界かもしれません。
新しい接着剤を使ってもう一つ作るか、12dbアップで良しとするか、受信結果で決めたいと思っています。

日高郡/堺市 JA3CVF 森本 清