三号機案の検証をした結果使えそうだったので作りました。 マイクロスイッチが無かったので買いに行った時模型用のギャーとそれに合いそうなギャー付直流モーターが目に入りました。 三号機はアンプの上に円板を乗せて回転させる構造なので、この円板にギャーを付けると電動化が出来そうと思い付き買って来ました。 現在のトランスバーターは箱に入れていないので電動化は余りメリットは有りませんが挑戦して見る事にしました。 ギャーの中心に8mmの穴が開いていてこのままでは鋼球で押さえる事が出来ないのでステンレスの板で蓋をしました。 アンプに円板を付けるのに最初は両面テープを考えていましたが、思い切ってタップを立てる事にしました。 アンプのラベルを剥がすと四隅に丁度2mmのタップを切った穴が開いていたのでこれを利用しました。 全体の高さ調整の為に0.8mmの板をアンプに乗せてその上にギャー付の円板を取付ました。 また、アンプの中心の穴は3mmのタップが切られていたので3mmのドリルで整形しました。
このアンプは余り穴が深くなくて3mm程度でしたので、ドリルが深く入らない様にボール盤を調整して整形しました。 ギャーの上のステンレス板には中心と位置決め用として上下に鋼球の入る半穴を開けています。 ギャーの半径が約24mmなので、位置決め用の間隔は15mmにしました。 鋼球を押さえるバネは15mm厚のアルミチャンネルに穴を開けて取り付けています。 入出力は丸穴ではなくて方形の穴を開けています。 ヤスリでゴリゴリしましたので、綺麗には開きませんが、アンプを回転しても粗合っている様です。 ギャーのかみ合わせは微妙な調整が必要でしたが何とかモーターを付けた状態でも手動でスムーズに回転する様に成りました。 モーターでも回転して使えそうですが、トルクと回転速度を考えるとパルス駆動が良い様なので制御回路を含めこれから考えます。 後はフランジを作って本命のロス測定に成ります。 写真は6枚で三回に分けて送ります。
堺市/日高郡 JA3CVF 森本 清
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