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光通信機試作  de JA3CVF  森本 清 Jan/2/2010
光通信のSメーター回路用にアナログ・デバイセズ社のAD8307 ログアンプICを
実験しました。

DC〜500Mダイナミックレンジ92db 通常−75dbmから+17dbmまで2μA/dbの定格電流、12.5KΩの内部抵抗で25mV/dbの電圧が得られるICです。
出力抵抗を変えるとこの傾きは変更可能。
今回は1KHzの信号なのでICソケットを使ったり蛇の目基板で簡単に作りました。

最初はシールドをしなかったので近所のラジオ信号の妨害で最低レベルが−75dbまで下りませんでした。
簡単なシールドケースに入れて粗規格通り−80db位まで検出、−75dbから上は粗直線的に表示されメーター上は+5dbmから−80dbmまでとしました。
これでも100Mでは−3db程度、50Mでは殆ど誤差は無いようです。
ATTと併用してHFのパワー計とか他に面白い使い方があるかも知れません。
手元の大きめのメーターがフルスケール1mAだったのでIC910の外付けSメーター回路に使ったFET回路を介して接続、目盛は手書きしました。
ICの入力抵抗は1.1Kなので50Ωにするには52.3Ωを並列に入れる必要が有りますが51Ωで代用しました。
写真3枚添付

堺市 JA3CVF 森本 清