光通信のSメーター回路用にアナログ・デバイセズ社のAD8307 ログアンプICを
実験しました。
DC〜500Mダイナミックレンジ92db 通常−75dbmから+17dbmまで2μA/dbの定格電流、12.5KΩの内部抵抗で25mV/dbの電圧が得られるICです。 出力抵抗を変えるとこの傾きは変更可能。 今回は1KHzの信号なのでICソケットを使ったり蛇の目基板で簡単に作りました。
最初はシールドをしなかったので近所のラジオ信号の妨害で最低レベルが−75dbまで下りませんでした。 簡単なシールドケースに入れて粗規格通り−80db位まで検出、−75dbから上は粗直線的に表示されメーター上は+5dbmから−80dbmまでとしました。 これでも100Mでは−3db程度、50Mでは殆ど誤差は無いようです。 ATTと併用してHFのパワー計とか他に面白い使い方があるかも知れません。 手元の大きめのメーターがフルスケール1mAだったのでIC910の外付けSメーター回路に使ったFET回路を介して接続、目盛は手書きしました。 ICの入力抵抗は1.1Kなので50Ωにするには52.3Ωを並列に入れる必要が有りますが51Ωで代用しました。 写真3枚添付
堺市 JA3CVF 森本 清 |
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