こんばんは
昨年のMWミーティングにもパネルでお知らせしました小口径1.2m Dishによる
10GHz帯 EMEにおいて「本日自己エコー」を確認する事が出来ました。
小径のDishでも相手局が大型設備や標準局との交信は先方ANT利得にカバーされQSOが
可能な場合も多いです。
しかし自己エコーとなると話は違います、標準より6dBゲインが低いDishを使用した場合、
送受ダブルで効きますので12dB低いレベルの信号を聞く事になり非常に厳しい状況になります。
1)失敗例
Dish裏にあるLNA・PAに導波管で給電受信NFが悪化し自己エコーを聞く事は出来ませんでした
2)変更
Feedに設置の導波管SW直付けLNA(導波管入力)に変更しNFを0.6dB程度に軽減した
(LNA2段増幅)
3)こんな感じ
奥が通常使用の2.4m 手前今回の1.2m
4)受信スペクトラン
1.2mDishから放された10GHz信号が36.6万Kmの往復で返りました
明日JA4BLC又賀さんとCWによる交信実験を予定しています。
*SHFミーティング
in 信州で皆さまにお逢い出来る事を楽しみにしています。
De JA1WQF 笠井