こんばんは
楽しい連休に皆様は野に山にと良いですね!?
こちら相変わらずで作業部屋と庭、往復の毎日です。(往復数は多!!)
ネタは相変わらずお月様関連です。
アマチュアのMW EME通信は1200MHz~5760MHzまでは世界共通で円偏波が主に
使用されています。
理由はジオメトリックローテーションをキャンセルするため送受に円偏波
(Circular)を使用します
参考に本日の対オーストラリア「10GHzの偏波面変化」が添付1)です。
この様に時間と共に目まぐるしく偏波面は回転しています。
しかし、10GHzより上のバンドのEME通信は直線偏波(Linear)が今でも主流
です。対応に90度、45度などで相手に合わせFeedを取り換え偏波対応しています
が面倒。(偏波対応しないと通常の信号強度ではQSOが困難)
それで今回JAが揃ってサークルに変更し10GHzも「円偏波」移行へと促します。
カセグレン導波管給電セプタムに開口角補正のフレアーを付けた結果は良好で、
以前の直線偏波と同等なエコーやムーンノイズを得ています。 添付2) 3)
本日JA4BLC又賀さん(添付4)JA6CZD森さんと10GHz円偏波同士のQSO。
月距離は38.3万Kmと遠く、リブレーションが200Hzも広がる悪いCondexでしたが
両局ともにFBなCW交信ができました。
直線偏波局とは3dBの大きなロスになりますが暫くは円偏波で運用を考えます。
De JA1WQF 笠井三男