今回の5GHzTRVローカルにはSolilockを使用、そのせいもあり「上右」のスプリアス以外近隣で目立つものは有りません。
一目瞭然、改善努力が報われています!!(親孝行なTRV/PAですね!)
◎ハイパワーPAはTRVいや元々の親機の素性をも、そのまま増幅してしまい問題が出る可能性があります。
TRVのみでは無視してきた小さなスプリアスも、PAで目立つまで増幅される事もあり、再調整が必要になりました。
また、アンプですので「あたりまえ」かもしれませんが、入力電力にも注意が必要です。
このPAは適度な入力でご機嫌をとらないと歪が出てしまいます、最大出力の一つ手前で我慢でしょうか・・・・。
入力にアイソレーターの使用も効果的で、実験結果から今回入れています。
5GHzに限らずHPA入力に(出力に←実はHi
POWでこれ難しい)BPFは不可欠です、TRV内等で発生の様々
なゴミを出来るだけ阻止しなければなりません。
更に送信時に入力がある時には気にならない(例えばCWのスペース時など)モノがこの時出てくる場合があります。
ともかく何でも増幅します、HPAへ入力する「電波の質」は最大限の改善努力が必要になります。
◎今回のLO変更トランスバーター製作から親機、SSPAの流れで感じました事
個々において細かな調整が必要な事。
それぞれを接続した状態でトータルの情況を確認し、各段のレベルや内部の再調整が絶対的に必要になります。
◎調整途中の結果ですが入力190mWで102Wの出力(in 22.8dbm out 50.1dbm
gain27.3db)
が測定値です、カタログデータに近い数値が出ました。
マイクロ波帯にも、一昔前までは一般アマチュアには考えられないほど高性能、高出力なものが市販され、入手
出きる様になりました。
歳とともに安易な方向に傾きつつありますが、これだけ私の物とレベルの違いを感じてしまうと「あるものは買う」方向に
ならざるえません、今回良い例かも・・・・・・・・・・・・。
*丸禁シールをはがし中を覗いたのは私の性格からして当然です・・・・・!!
意匠の問題があるかも知れませんので、今回機種名(バレバレ?)、内部写真は非掲載とさせて頂きました。
コストパフォーマンスも良い、とても良く出来たSSPAと私は思います。
DE JA1WQF