10.45GhzDishと回転機構の調整・測定 JA1WQF 笠井三男
梅雨の間の久々のお天気に気を良くし、外でのお遊びをご報告。
当日は移動会・EMEコンテストとありましたが、午前中から昼過ぎまでの時間は調整作業で
太陽光を浴び、昨今話題の○○○もたっぷり頂きましての調整になりました。
10Ghzとは言え、今までの感覚と異なる事が多くあり、楽しく遊べましたのでご報告差し上げます。
1)今回調整の2.4mDidh、と回転機構
<仰角アクチュエーター>
快適です!本当にスムーズにレベルが「すうーっ」と上がり「すうーっ」と下がります。
ビームが鋭く、太陽が「こんなに早く動くのか!?」と感心するくらい見る見る動く太陽の位置追尾
が楽しいです。
角度感知のポテンションメーターも問題なく、この分ですとこのまま24Ghzも使用できそうです。
<方位ローテーター(市販改良)>
やはりアクチュエーターに比べると「ギクシャク」は致し方ないところ。
E社のローテーターですが、角度検知機能を上げる為、内部ボリウムは使わずに、ここにも外付け
でポテンションメーターによる検知をさせたため、かなり良くなっています。
10Ghzでは何とか使用できそうです、24Ghzはやってみないとわかりません。
<PCによる自動追尾>
方位・仰角の設定をくり返しPCに再入力、AZに関しては「80度から290度までしか見ない」
様にして精度を少しでも上げたい!?にしてあります。
結果、通常ほんの数分でサンノイズレベル大きく変わるのですが、15分見ていましたが
ほぼピーク位置のまま追尾していました。
数時間は無理でしょうが、途中補正してあげれば十分実用になりそうです。
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