TopPage 西新潟クラブ 更新履歴 情報,資料 製作実験 通信実験 リンク(国内) リンク(国外)

10Ghz導波管FEED−製作編1  JA1WQF Mar/03/2011
 日曜日に帰国しお遊びを再開しました。
長らく1200Mhzの書き込みが多く「YQPに相応しくない・・かな?」とも思っていました。
 で、まだ少し低い周波数かもしれませんが、取り敢えず10Ghzから。
 
 今回の目的は10Ghz.24GhzのEME設備構築(すでに申請済み現在審査中)です。
当初カセグレンタイプでFEEDを考えましたが、物が大きく調整の手間などを考えると
取り敢えずセンターFEEDで進む事に致しました。
 
*2.4mDishの焦点は約1mあり、PAからの給電を考えると当然「導波管」の使用になります。
 今回この「導波管部分」が完成いたしました、思いのほか好結果?でしたので
 「何かの参考になれば」とUPさせて頂きます。
 
<その1−1 導波管フランジやトランスジューサー製作>
 今回10Ghz用にジャンクで手に入れてありましたWRJ-120を使用、トラジューその他も
 これをカット作製です。
 このトラジューは中古でも販売店で購入すると驚くほど高額です、簡単に作成できますので
 皆さんも是非どうぞ。
 以前YAMA←なつかしい!!(私は離れて久しいです)に詳細をUPした事がありますが
 今回再度。
 
1)フランジ製作
 加工のしやしすさから私は2mmの真鍮版をカット・穴あけ・やすりがけをします。
 穴のあいている1枚に4個のビス穴が見えますが、この段階ではあけないで下さい、導波管を半田付け
 の後に基準フランジと導波管内径と合わせて穴位置を決めます。(導波管穴は中心から絶対にずれます)
 
2)トランスジューサー作製
 今回フランジはジャンクに付いていたものを使用ですが、自作の場合も同じです。
プローブは1/4λg(管内波長の1/4)位置に取り付け。コネクターはビスが導波管内に出るのを嫌い
私は2mm程度の座布団を敷きます。
 プローブの長さはさほどクリチカルではなく、理論値におおよそ合っていればOKと思います。
 
3)コネクターとバック板のホットプレートによる半田付け
 ご家庭のものを使用すると奥様からクレームが出ますので、リサイクルショップを捜せば1K以下で購入
 することが出来るでしょう。
 今回コネクター座布団とバック板を同時に半田付けですので、写真の様な簡単なものを使うと便利です。
 
 その1−2 導波管フランジやトランスジューサー製作に続く