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            | 皆さん 
 先日3日、渋峠移動の皆さんにお仲間入りさせていただき、24G,47Gを運用しました。
 お相手いただいた皆さん有難うございました。
 
 47Gは新規Dual Mode Horn (Pickett-Potter Horn)の試験が目的でした。
 方位は太陽の日影で確定しましたがどうもBeamがずれている。
 
 そこで、昨日日影とCDFで太陽方向の確認をしたところ24G IMU,
 47G Pickett-Potter Horn, WR19角錐, 77G Pickett-Potter Horn全てで約3°
 同じ方向にずれておりました。
 どうもHornで曲がって出ているのではなくてDishに問題有りと判断しました。
 (各BandともHitachiの45cmですが別物です)
 
 アームが怪しそうで、定盤上にアームを寝かせてスコヤを当てるとHorn取り付け部は
 ピッたり、Dish取り付け部は写真の通りかなりスキが出ます。
 24.3mmの台形アルミ型材の高さに対して0.5mm程度有ります。
 これが手持ち4本とも多少の程度の差は有るものの全て同じ傾向でした。
 アームがねじれているのが確かです。
 
 BS/CSを受信したり電波方向にBeamを合わせて使う分にはまったく問題無いですが。
 写真のようにHorn取り付け部を水平に固定して使うと、
 Dishは右に約1.5°顔をそむけている状態となります。
 Beamと書いてあるのは日影をこの位置に合わせるとBeam方向になるマーカーです。
 
 ミリ波の遠距離では確実に方位を確定して望まないとQSOは難しいので
 太陽方位で確定することが多いですが日影だとこんな問題も有りと認識しました。
 この点CDFが良いです。
 
 尚、このHitachiのOffsetはアームがアルミ型材,Horn取り付け部がアルミダイキャストで
 使いやすいので良いのですが、過去に大量に廃棄されたものらしいです。
 面精度には問題無しと思いますがこのアームのねじれが問題だったのか?
 確かなところは不明です。
 実用上は問題無いはずですが。
 
 もし同じようにお使いの方はご注意ください。
 
 de      JA1ODA      横山 公一   さいたま市浦和区
 
 
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