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1,200MHz帯 TRの試作  de JA0DFR Mar/22/2016

  いつもお世話様です。1.2GHz帯T/Rの試作品として 最適なMixが有りましたので、
昔の5GHz帯TRに使ったケースに入れてみました。

出力センターにケーブル付きSMAコネクターでANT出力を出しました。
単独にできるように、送信・受信を別々にSMAコネクターでもチップコンを付けて取り出せます。

3種類のMixを試し、送受兼用Mix-Cタイプが最適でした。
このCタイプはミキサー周波数が1151MHzより、アッパーの1440MHzの方がスプリアスが少なく、
前の実験したMixの10MHzスパンで左右1MHzごとに‐40dBcも無く、
Mix入力レベルも少なく良さそうです。

ただIF親機送信時のレベルですが、IF(145MHz)最適レベルが+5dBmから+10dBmで
Mix最大規格が+17dBmですので、IF親機入力100mW以上ですとスプリアスが増大します。

Mixを送受別々に使用すれば、IF送信系にATTを入れる事が出来ますが、
スペースが必要になり 新規にアルミケースが必要になってきます。
今後の検討課題と思いますが?

今回の実験で信号源のIF部、局発部はSGで調整確認をしましたが
局発を何にするかも検討が要ります。

IF親機が145MHzで使用の場合、
1296MHz  局発周波数:1441MHz
1295MHz  局発周波数:1440MHz
1280MHz  局発周波数:1425MHz
1260MHz  局発周波数:1405MHz

PLLの周波数切り替え付局発が有れば最適です。

勝間さんのPLLですと簡単にパソコンで周波数書き換えが出来て良いのですが、
5GHz帯VCO以上のセットは有るのですが、低い周波数のVCOに乗せ換えたタイプが有りません。

何か最適な方法があれば良いのですが、、、、。

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今回の試作品データー Cタイプ 画像添付5枚

基板サイズ:60mm×34mm 0.5t 自作スルーホール付両面基板
IF:145MHz in:+5dBm(最適レベル)
Lo:1440MHz  IN:+0dBm(LSB:1151MHzよりUSB:1440MHzが最適)
RF OUT:1295MHz   OUT:+18dBm(ANT OUT)

外付けインターデジタル型BPFを付けますと、-60dBcは取れます。

受信系:NF1.0dB以下・利得:30dB以上
送信出力レベル:+18dBm
電源電圧:+8v〜+15v
消費電流:TX:144mA(LED表示付き) RX:120mA

浅妻 久和

1260MHz〜1300MHz帯域

1260MHz〜1300MHz TR

Mix基板

局発1151MHz

局発1440MHz