いつもお世話様です。1.2GHz帯T/Rの試作品として 最適なMixが有りましたので、
昔の5GHz帯TRに使ったケースに入れてみました。
出力センターにケーブル付きSMAコネクターでANT出力を出しました。
単独にできるように、送信・受信を別々にSMAコネクターでもチップコンを付けて取り出せます。
3種類のMixを試し、送受兼用Mix-Cタイプが最適でした。
このCタイプはミキサー周波数が1151MHzより、アッパーの1440MHzの方がスプリアスが少なく、
前の実験したMixの10MHzスパンで左右1MHzごとに‐40dBcも無く、
Mix入力レベルも少なく良さそうです。
ただIF親機送信時のレベルですが、IF(145MHz)最適レベルが+5dBmから+10dBmで
Mix最大規格が+17dBmですので、IF親機入力100mW以上ですとスプリアスが増大します。
Mixを送受別々に使用すれば、IF送信系にATTを入れる事が出来ますが、 スペースが必要になり
新規にアルミケースが必要になってきます。 今後の検討課題と思いますが?
今回の実験で信号源のIF部、局発部はSGで調整確認をしましたが 局発を何にするかも検討が要ります。
IF親機が145MHzで使用の場合、 1296MHz
局発周波数:1441MHz 1295MHz 局発周波数:1440MHz 1280MHz 局発周波数:1425MHz 1260MHz
局発周波数:1405MHz
PLLの周波数切り替え付局発が有れば最適です。
勝間さんのPLLですと簡単にパソコンで周波数書き換えが出来て良いのですが、
5GHz帯VCO以上のセットは有るのですが、低い周波数のVCOに乗せ換えたタイプが有りません。
何か最適な方法があれば良いのですが、、、、。
************************************************** 今回の試作品データー
Cタイプ 画像添付5枚
基板サイズ:60mm×34mm 0.5t 自作スルーホール付両面基板 IF:145MHz
in:+5dBm(最適レベル) Lo:1440MHz IN:+0dBm(LSB:1151MHzよりUSB:1440MHzが最適) RF
OUT:1295MHz OUT:+18dBm(ANT
OUT)
外付けインターデジタル型BPFを付けますと、-60dBcは取れます。
受信系:NF1.0dB以下・利得:30dB以上 送信出力レベル:+18dBm 電源電圧:+8v〜+15v 消費電流:TX:144mA(LED表示付き)
RX:120mA
浅妻 久和 |
1260MHz〜1300MHz帯域 |
1260MHz〜1300MHz TR |
Mix基板 |
局発1151MHz |
局発1440MHz |
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