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音で聴くSメーターに対応したV-F変換装置製作 JULY/22/2014 ja0dfr
”マイクロウェーブプログレスレポート2011、P:132~133”の記事で
JA1ATI局(逸見さん)が書かれた”音で聴くパワーメーター”参考。
JA3CVF局(森本さん)が発表した、”音で聴くSメーターに対応した V-F変換回路”を元に、
試作器を製作をしました。
テスト用穴あき基板に IC”NJM4151D+TC4013BP+LM380”入力にDC 0V~+1.0V~可変で、
高低音が確認出来ました。がIF用の親機(IC-1271)は、Sメーターの電圧値がIC-910より
1/10少ない為、森本さんのご指導を頂き、前段にオペアンプを使いS:0~9+まで聴きやすい
音程で確認が出来ました。只、親機の無信号時(Sメーター:0) わずかな電圧が出ていた為
”ブツブツ”と気に なる音が無信号時出ています。これも森本さんのアドバイスを受け、オペ
アンプの入力側に最適値のRで調整をしました。親機のSメーター値の誤差が少し出ましたが、
誤差の数値が分かってるので、これで良しとしました。
森本さんのお陰で納得の良く 音で聴く受信感度調整器(V-F変換装置)が出来ました。
各局、色々と有難う御座いました。
(Sメーター電圧が1v以上取れるセットの場合は、入力箇所をT2から。)
JA0DFR 浅妻 久和
IC-1271のSメーター測定値
Sメーター 入力信号(SGより) メーター電圧値 T2(OP AMP後)
S:0 -126dBm +3.3mV +
S:2 -116dBm +15.1mV +0.668v
S:5 -109dBm +42.8mV +0.720v
S:9 -103dBm +81.6mV +0.925v
S:9+20dB -101dBm +110.8mV (+0.11v) +1.08 v
S:9+60dB -92dBm +152.1mV (+0.15v) +1.259v
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(森本さんのアドバイス)
Sメーターに応用した場合、信号が弱くなって表示が不安定に成ってくると
変換される音声がふらついて聞きづらくなったので入力に4.7μを入れました。
応答が遅くなりますが聴きやすくなりました。
(コンデンサーの追加はノイズによりレベルがふらついて聞き辛い場合)
ブツブツ音は無信号でも電圧が少し検出されている為です。
これを無くすには空Sキャンセルをする必要が有ります。
オペアンプを使っている場合は入力と反対側6番ピンに電圧を加えて調整すれば
可能です。
調整回路はゲイン設定の一部になるので空S調整するとゲインが少し変わると
思いますが僅かと思います。
使い方として無信号時でのプツプツ音も変換機能が働いていると確認出来るので
気にしなければこれまた便利かも知れません。
日高郡 JA3CVF 森本 清
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