簡易型信号源 47GHz用 JA0DFR 2012年4月3日
前に135GHz帯(20mm角)用の簡易型信号源を製作しましたが、47GHz帯も同じように
製作しました。今回は、SMAコネクターの先に付けたデバイスがアルミ角材の中心位置
に合わせる為、角材を20mmから16mm角としました。
手持ちにドレーク(改)用の7.6602MHz水晶が有りましたので、1961MHz:+10dBmを発振し
それを使って24逓倍波を出し、目的の47.064GHz――>IF1264.0MHzで確認出来ました。
ドレーク(改)なので周波数が安定するまで少し時間がかかりますが、移動運用時の
47GHzT/Rの受信確認には十分です。
お遊び心で、頭にコーヒー缶底をカットし、パラボラANTにしてみました。
再現性確認の為10個作り、同じような性能が出ました。(信号源入力はSG使用です)
希望者が要るか分かりませんが、ご希望の方はどうぞ使って見て下さい。(10個信号源のみ)
黒姫のミーティング会場(手渡し・発送不可能)で持参します。
(10個調整済み 無料配布。ノーリターン。但しクレーム・アドバイスは大歓迎)
信号源入力周波数は、2354MHz:+10dBmです。調整ヶ所は 2mmビス2個と4mmビス。
2・3逓倍波の調整は、楽に出て来ますが、20逓倍波以上の場合は、リード線と2mm調整ビスが
接触する所がピークですので、調整には注意が必要でした。(リード線、デバイス等の外れ)
135GHz帯、47GHz帯もこのような形の信号源が出来ましたので、77GHz帯用も同じような
構造で出来ると思いますが まだ未確認です。
浅妻久和 JA0DFR
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