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47GHz帯1チップ(MMIC)ダウンコンバーター試作 2011/09/23 JA0DFR
47GHz帯トランスバーター(IF:1280MHz)の受信系にチップビーム ダイオードタイプのミキサーだけで運用していましたが、今回規格外 (35.0〜40GHz)の”MMIC”を入手しましたので、受信系を取替え実験 しました。送信系は、”MKU23-47S”の20mWタイプです。RF信号のロス を最小限にする為、フランジ付導波管を使わず47GHz帯導波管切り替 え器に直接取り付けました。
MMIC規格 RF:35.0〜40GHz、 LNA(G:8〜10dB)アンプ付、 NF:3.5dB Lo:16.0〜24.0GHz(+2〜+8dBm)、 Lo:2逓倍BufferAMP付 IF:DC〜4.0GHz、 電源 Vd:+4v(Max240mA)、-Vg:-0.5v パッケージ:7mm×7mm 裏面からの接続端子タイプ
簡易導波管2逓倍器の信号源を使用し、IF受信レベルを測定。(3台試作) 47.080GHz(-49.8dBm出力)----->IF(1280MHz):-38.2dBm〜-36.2dBm レベルは正確なパワー計表示レベルでなく、スペアナ表示レベルです。
供給電圧可変で、-Vg(-0.5v)と+Vd(+4v)の電圧値が規格通りピークでした。 局発レベル:22.90GHz、+2dBmより+6dBmが、IF(1280MHz)信号レベルが ピーク(数dBmUP)でした。(MAX+8dBm規格)・・・RGP局ラボで確認。
局発周波数を変えながら最適IF周波数確認し、435MHz、1280MHz、2425MHz で、IFレベルを確認しましたが、ほとんどレベル差は無く、5760MHzは、NGでし た。(DC〜4GHz規格)・・・RGP局ラボで確認。 IF端子(USB,LSB)が有り、片方を50Ωに終端。端子が見える様に裏面に置いた。
セットに組み込み後、秋のマイクロ移動実験に性能を確認したいと思います。
浅妻 久和
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