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◎◎●77G帯TRVの製作 ●◎◎    JA0BNK 坂上要作  2011-1-3
  ◎◎●77G帯TRVの製作 ●◎◎    JA0BNK 坂上要作  2011-1-3  

1.要旨
  市販のユニットを使って、「77G帯トランスバータ」を製作しました。

2.ユニット
  @局発ユニット;ドレーク2880 で、9.33715M の水晶にて、2.39G を発振、
      2逓倍で 4.78G 13dbm を出力(ドレーク PLL 基板とセブロン基板使用)
  A逓倍ユニット;4.78G を、2逓倍の 9.56G 15dbm を出力。(セブロン製)
  
  BBPF;10G 帯用を9.56G に調整14dbm 出力。(マキ製)
  C9.56G アンプ;BのBPF 出力を 10G アンプの1601 で増幅し18dbm を出力。
     (マキ製で 1302 は撤去)
  
  D38G 帯逓倍器;CMA382400AUP にて、9.56G を、4 逓倍して、38G 帯20dbm
   を出力。(未測定、資料のデータによる、セブロンにて入手)
  E77.77G帯ミキサー;38G 帯のハーモニクスと1.28G で77.77G を出力。
     (ミリコム製)

  FANT部;フランジ(30mm×2t)と、5×4mm の真鍮パイプで自作しました。
  GLNA;ミニサーキットのLNA を使用。

3.組立てと調整
  @組立;アルミ前面パネル90×80mm、奥行き160mm に組立てました。
  A測定器;GIGA-5と外部ミキサー、HP432A、テスター(一般用)、77G 帯信号源
  (自作)を使いました。送受とも、半固定 VR にてバイアスの調整を行いました。

4.運用実績
  2010-11-6 JA0GPO局(寺島さん)と、約1Km 間にて 59+でQSOできました。
    JA0GPO局、JH9CFT局には、パーツ提供と技術指導をありがとうございました。