小型HPA機の放熱機(ヒートシンクを簡易チムニーに) 2010 / 03 / 25 JA6BLS
瀧本 和美
最近マイクロ・ウエーブ機器のD−ATV化で各バンド用に「トランスバーター」の制作に取り組んでいますが
送信機の終段が小型でハイパワーなユニットが入手可能に成りましたが、パワーと共に熱の発生がすごく
又 ATV ・ D−ATV では長時間の送信(30分〜1時間)は普通で熱対策は重要な課題です
今回制作した5.7GHz機では、パワー計出力で3Wを1時間の送信で約55度程度までヒートシンクの温度
が上昇しました(ヒートシンクは30X55X120mm)ので、25X25X10mmのファンを熱の吸い出し方向に
置きテストの結果、温度上昇を抑える事が解り、写真の用にヒートシンクをくり抜き2個のファンを取付け
空気の流れを良くするために、ヒートシンクをアルミ板で覆い簡易チムニーとしています。
ファンはPIC12F675(A/D変換有り) と LM35Dの温度センサーで温度管理を行い、40度でファン
ON 35度でファンOFFの設定です、計画ではファンをPICでPWMのファン回転速度制御の予定でしたが
残念ながら、秋月電子で入手した1個100円のファンはIC制御のモーターで、PWMのように細切れの
電力供給では回転せず、温度と共にファンの回転を変化を考えましたが、出来ませんでした。
写真の3個のLEDは40度・37度・35度で点灯し、温度上昇時は、35,37,40度で順次点灯して
ファンが回転し始め、温度が下がり始めると40,37,35度とLEDが消えます、そしてファンが停止します。
JA6BLS 瀧本 和美
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