2400MHz Power AMP (800MHz基板改造) March/30/2001
以前入手した800MHz帯アンプを見直して、オリジナルの状態で2400MHzリニアに改造してみました。
デバイスを取り出して、専用基板で作る事は出来ますが、
このままの状態で作ればパーツ類が不要で良いかなと思いました。

使用基板 IN-->G100-->G101-->L901-->FLL190×2-->OUT
他にも               351      120×2 の基板も同様に可能です。
(1) 改造後の基板(IN 0dBm OUT 40dBm)
画像サイズ 116K

改造方法

1 3個の方結をセミリジケーブルでジャンパーする。
2 信号ラインのスタブをカットしてチップコンを外す。
3 FLL190を1個外し、L901とFLL190のドレインとゲートにギカトリマーを付ける(要調整)。
4 351のドレインの信号ラインにスタブを入れる(要調整)
5 L901とFLL190のドレインへの電源ラインを直線でジャンパーする。
6 G101からでたラインの角にスタブを入れる(要調整)。
7 FLL190から出た角よりANT側にスタブを入れる(要調整)。

結果 
(概数値)
Vcc  15V      13V      12V
Vg  -12V
Ic    4A       3A       2A
IN    0dBm
OUT  40dBm    39dBm   38dBm
(2) 改造後の基板(IN 20dBm OUT 40dBm) 画像サイズ 165K

途中からIN(100mW〜200mW)--->351-->FLL120--->OUTの構成での改造。
Vcc 12V Ic 2.1A  Vg -12V


改造方法

1 2個の方結を外してセミリジケーブルでジャンパーする。
2 信号ラインのスタブをカットしてチップコンを外す。
3 FLL120を1個外し、351とFLL120のドレインとゲートにギカトリマーを付ける(要調整)。
4 351とFLL120のドレインへの電源ラインを直線でジャンパーする。
5 351のドレインの信号ラインにスタブを入れる(要調整)。
6 モニター出力のアイソレーターとSMBコネクターを外し、SMAコネクターをつける。
  ここに、入力をいれる。


パーツの入手について
ギガトリマ ー--------- マキ電機、またはJUNK
細いセミリジケーブル--- 教育電子、またはJUNK

以上はあくまでも机上実験です。

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