5逓倍器  【 2230MHz〜11.150GHz】
2002/02/20 JA0DFR
 

24GHz帯や47GHz、77GHz帯のトランスバーターを製作するにあたり、
必ず11GHz帯の局発が必要になります。
今回、47GHz帯に使用する局発:2290MHz--->5逓倍器―‐>11.450GHz
2段AMPを試作しました。

使用したデバイスは、初段にNE3210S01、次段にFHX05LGを使いこのクラスのHEMTなら
同じ特性が出ると思います。調整は、初段の6〜10pのトリマーで希望の周波数の同調を取り、
次段のデバイスのゲートVRで出力のピークを取り出します。
後は、スタブ調整で出力の最大値を探します。
スタブ調整場所は段間の1/4λフィルターのセンターに1個所、
2段目の入出力の各1個所です。  (5逓倍基板は、セブロン電子で取り扱っています。)


ドレークPLL使用
周波数:2290MHz

レベル:+0dBm(8.9453125MHz)

出力周波数11.450GHz

出力レベル
+11.4dBm

スプリアス
45dBc

初段固定バイアス抵抗20KΩ(パラ+1000p)

・初段Vd抵抗:240Ω+5vより)
次段‐Vg抵抗:27Ω (‐5vより)
次段+Vd抵抗:11Ω+5vより)

周波数出力特性
2.0〜24
GH

ドレークPLL局発使用
+5逓倍器セット