TopPage 西新潟クラブ 更新履歴 情報,資料 製作実験 通信実験 リンク(国内) リンク(国外)

マイクロウェーブ関係ソフト
マイクロウェーブ・アンテナ設計用 「MWACANT for Windows」  09/26/2000
「MWACANT」について    MWACアンテナソフト委員会    追加 Jan/31/2010


MWACANTウインドウズ版は主としてマイクロウエーブで使われるパラボラアンテナや
ホーンアンテナの計算をする為に、今まで各種の雑誌やハンドブックに発表された
BASICプログラム等をDOS版にしたMWACANT(1995年発表)を改めて
ウインドウズ上で動く様にしたものです。

「MWACANT for Windows Ver 2.1.0.0」
2.4MByt(自己解凍)May/17/2001

ホーンの内円筒型ホーンやピラミッド型ホーンの計算は「MWACANT」 で出来ますが
コニカルホーンやデユアルモードホーンにについてもウインドウズ上で計算出来るプログ
ラム(HORNCALCU.EXE )を作りました。
HORNCALCU.EXEとF1a0rn63.dllを自己解凍にしました。   09/30/2000
その説明PDFファイル

問合せ: JG1QGF 

Windows7上での動作について Jan/31/2010

> WINDOWS7の64ビット版でプログラムが動かなくなる件ですが、基本的に今まで32
> ビットで動かしていた古いプログラムは動きません。そのために64ビット版では
> XPモードというプログラム、というか実際は仮想モード動くWINDOWSXPそのもの
> なのですが、というのがあります。下記参照
>
> http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/default.aspx
>
> ここからXP modeのプログラムをダウンロードしてインストールすると、見掛け
> 上WINDOWS7の中でWINDOWSXPが動いているようになります。そのWINDOWSXPの中に
> 今までのプログラムをインストールすればXPで動いていたのと同じように動きます。

2点間距離ソフト  ※ Win DXの特徴 (Ver 4.0) de JA9BE

 1.地球上の、2地点間の最短距離を、大圏航法により求めることが
   出来ます。
   *緯度・経度からは、距離、方位角および6桁のG.Lを。
   *6桁G.Lまたは4桁G.Lから、緯度・経度、距離および方位角を。
    地図上の地点から、緯度・経度やG.Lを求めることが出来ます。
   *地図は、2万5千分の1か5万分の1を想定していますが、 

 2.緯度・経度が記入され縮尺が正しければ50万分の1の地図でも、使用可能です。    
 3.日本の主要な山のデ−タ(1,174件)を収録したファイルが、添付して有ります。   
 4.QTH等のデ−タは、印刷可能です。 
 5.H.Dの適当なドライブ(フォルダ)で、解凍して使用します。

北陸マイクロウェーブ JA9BE


スケジュールソフト
※ Win SKEDの特徴 (Ver 3.0)
de JA9BE
 

 1.過去の行事や、未来(何年先のものでもOK)のスケジュ−ルを、行事件数にもよりますが、
   15年間分位までのものを管理できます。閲覧も極めて簡単に出来ます。
 2.アマチュア無線の諸行事を管理するのに、最適と思われます。
 3.免許期限等を、四項目まで表示し、免許切れを防ぎます。
   免許期限が近づくと、表示色が変化します。
   (無線局免許の例:60日前になるとピンク色、35日前になると赤色となる。)
 4.H.Dの適当なドライブ(フォルダ)で、解凍して使用します。

北陸マイクロウェーブ JA9BE j


マイクロ波お助けシート de JA9TYK12/26/1999



         DownLord -->> Ver0.99(1,350,735K)


このワークシートは、アマチュア無線におけるマイクロ波帯の諸計算を支援するものです。

アマチュア無線における、マイクロ波帯の諸計算はいろいろな雑誌等で
紹介されるようになって来ました、しかし初心者には取り付き難く、分かりにくいのが実情のようです。
これは、有効な文献が英語等の原書であること事や、
専門の図書に頼らなければならなことがひとつの原因の様です。

そこで、当会(北陸マイクロウェーブ)では、今までにも紹介され、
比較的よく使用する基本的な計算式を集め、マイクロ波領域に興味をもたれた方を
対象にした汎用ソフトのEXCELシートを作ってみました。

それが、この「マイクロ波お助けシート」です。

従って、アマチュア的に製作したもので、厳密な意味での研究等の補助とはなりません。
計算結果についても、あくまで目安として利用して下さい。
全ての計算値についての確認は、行っていません。

あくまで各計算については、使用者各々の責任において御利用下さい。

2. 各シートの紹介

開口面アンテナ計算

最近の動向を見ると、そのほとんどがパラボラによるQSOです。
しかしながら机上の実験や製作の容易さ等を考慮するすると、
ホーンアンテナも捨てたものではありません。
このシートではパラボラアンテナの利得計算や、
ビーム半値角度を容易に求められます。
また、周波数や直径もその他を選択することで、
アマチュアバンド以外でも利用できます。
ホーンアンテナも、スイッチで切り替えることで任意の形状のホーンの利得計算を行える
ようにしたつもりです。
ただ、ホーンアンテナの場合伝送モードによる複雑な概念がありますので、
ここではなるべく簡単に独自の近似式を作成し利得を求めています。
正確では有りませんが、目安としては十分と思われます。
「あなたのアンテナの利得のは何dBかな?……」

簡易回線設計

自分たちの持っている機器でどの程度のQSOができるのか?   
マイクロ波領域では容易にその答えを導き出すことが出来ます。
(計算上このシートでは、「送受信間の伝播が見とおしかどうか」・
「運用する周波数で計算上QSO出来るかどうか」・
「自分の設備でOKかどうか」の目安を見るためのシートとして利用して
下さい。
伝播時のいろいろな損失も近似値を利用し考慮できるようにしてみました。
ただし、降雨や霧による損失は、その伝播経路全体が同一の気象状況にはなりませんか
ら検討にあたっては、注意が必要です。
面白いもので実際のQSOではいろいろな条件により、思わぬQSOができるものです。
計算上だめでも、59−59のQSO出来ることがあり、まだまだ不明なことだらけです。
「こんど移動する場所でのQSOは、計算上可能でしょうか?……」

方形導波管の遮断周波数と管内波長
円形導波管の遮断周波数

チョット前までは、マイクロ波といえば導波管というくらいによく使用されて
いましたが、最近は同軸に押され気味で、ミリ波に追いやられた感じもありますが、
電波の出入口ではまだまだ使用しなくてはいけません。
しかし、ご存知のようにどんな方形や円形のパイプでも良いと言う訳では有りません、
それ以上の周波数は通せない遮断周波数(各モードでの)があります。
ここでは、いろいろなモードの中でその優勢モードについての遮断周波数を求めます。
ただし、円形導波管の場合優勢モードはTE11モードですがアマチュアの場合
TE01等からのモード変換に利用することが多いため、TE01についても表記しました。
その他、管内波長やλ/4のプランジャー距離を求められる様にしました。
自作のトランスジューサー等を作成する場合に、参考になります。
「ホームセンターのパイプは使えるか?……」

同軸管について

マイクロ波帯では、アンテナでの放射器部分やいろいろに所で同軸管を利用する事が多
々あります、同軸管にも遮断周波数やその他マイクロ波領域で使用するための決めごとがあります。
通常50Ωの同軸管を作るためには内径・外径・絶縁体の間に一定の関係式があります。
どんな物で作っても良いと言うものでは有りません!
これをマスターすれば市販アンテナに負けないコーリニアが作れるかも?
「ホームセンターの回し者では無いがパイプカッターくらいは……」

同軸ケーブルについて

おっととと…・・
いまさらですが、同軸ケーブルです。
マイクロ波域でも、まだまだ同軸線路は使えます。
各ユニットをつなぐには、ほとんどセミリジットケーブルを使いますが
いざとなったら…・意外と高い周波数まで使えそうですね!
いろいろなケーブルの損失や、計算上の遮断周波数を求めることができます。
一般的なセミリジットケーブルもあります。

ストリップラインの特性インピーダンス計算 
不等分配 ウィルキンソン カプラー

少しずつ作ったシートもいろいろやっていると、だんだんなまくらになって来るものです。
ここでは、最近良く使用する基板について考えてみます。
ストリップラインの基本式は、そんな複雑な式ではありませんが、
ちょうど良いシートをインターネットで見つけました。
I−ラポラトリィのシートがそれです、このシートは自由に使ってよいとのことで、
これを利用し改造しました。 (了解頂いた、I−ラボの市川氏に感謝致します。)
基板を作るにあたっては、経験上のノウハウがあって机上の計算とはなかなか一致しま
せんがこれも目安としては十分でしょう。
今後この項目には、スタブやフィルターの項を設ける予定です。
「基板が自分で設計できればもぅ完璧…教えてね…」

T型・π型アッテネーター

これまた、よく使用されるアッテネーターについて記述してみました。
いろんな文献にいろいろ出ていますが、π型のものが多く、意外にT型は出ていないことに気がつきました。
また、E24系の数値での組合せを考慮した記述にしてみましたが、
ちょっと苦しかったかな! まぁ苦しいながらも…・・
マイクロ波域では、チップ抵抗を利用したアッテネーターをよく使用しますが、
やはりミリ波まで行くと苦しいですね。
しかし、W数を考えうまく利用すると、便利なものです。
「トランスバーターIF入力も自由自在 !?」

空洞共振器

空洞共振器は、マイクロ波帯のフィルターの基本のようです。
正直良く分かりません!? 厳密な計算はほとんど机上での物で実際となかなか合いません。
しかし、インターディジタル型のフィルターなどの設計の基礎となるようですので
参考までに触りを記述しました。
「フィルターは、なんといっても作ってみるカットアンドトライ」

基板等の画像データー

いままでに作ってきた基板等の画像データーの一覧です。
いろいろな基板を作って見ましたが、ここでは手に入ると思われる市販の基板を中心に
紹介します。   (現在は、販売されてない物もありますが…)
やはり、基板は作りやすく再現性があるかどうかが大切だと思います。
最近は10G位までなら、誰が作ってもそれなりに動作するようになりましたが、
ほんのチョット前までは、大変苦労しました。
10G程度なら、大げさな測定器が無くても製作できますのでトライしてみましょう。
また、画像を良く見ればヒントが見つかる場合もよくあります。
「測定器なんて無くても、さあさあ製作しましょう……・」

3. その他

ワークシートは保護を掛けてあります。 外すことによって自在に加工できるものと思わ
れますが、セルに書かれている式の書きかえを防ぐための安全保護です。
各自のシートもあるかと思い、予備シートを用意しておきました。

短期間で作ったこともあり(言い訳)、また、勉強不足で的を得てない所もあるかと
思いますが、そこはアマチュアということでご勘弁下さい。

シートに間違いや誤字なども多々あるかとおもいますが、ご了承ください。
じょじょに改定・改良したいと思っています。

このようにワークシート自体稚拙なプログラムで作ってありますがアマチュアの
お遊びで利用するには面白いと思われます。

マイクロ波帯のアクティビティ向上の一助となれば、幸いと思っています。

ご意見等があれば下記までメールでどうぞ、出来る限りご返事します。

北陸マイクロウェーブ     JA9TYK