高崎市の新井です。
6年前に投稿したGPS制御ドレーク5G_F2ビーコンですが最近見直してみるといろいろと改善したいところが
出てきました。
1.使用しているPLLがインテジャーNのMB15E07SLだったので目的の周波数を得るには比較周波数を
高く出来なくC/Nが悪い。
今回フラクショナルNの中華PLL(ADF4350)を使おうかと思いましたがこれだとドレークの箱だけしか
流用できないのでVCO無しのフラクショナルN PLLのADF4153を使ってみました。
これだと一応ドレークのVCOは使うことになるのでドレークを名乗れます。
Hi 比較周波数は333kHz→20MHz
2.比較周波数が今回20MHzにできたのでループ帯域も20kHz→30kHzと少し高く出来ました。
3.ループ帯域を広くしてしまうとPLLのループフィルターに直接変調をかけられなくなるので
10MHzリファレンス変調器を使いました。これだとCW IDの変調がきれいにかかります。
今回使用したPLL ADF4153(A)はモジュールのVCOを使うのに便利です。
パッケージもTSSOP-16なのでアマチュアの手作り転写基板でも何とか作れますね。
eBayで入手できます。
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高崎市
新井 泉(JH1GYE)
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1-ADF4153基板 |
2-ドレークに内蔵 |
3-ドレークに内蔵 |
4-ビーコン内部 |
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