こんばんは。高崎市の新井です。
またまた10Gのビーコンを改良しました。
1．今までPLLにinteger-NのMB15E07SLを使っていたのですが
10237MHzを出すのに比較周波数を200kHzと低く設定するしかなかったので
C/Nが悪くてサーサー音がしていました。
今回VCO内蔵のfractional-NのADF4350に変えて比較周波数は20MHzと
したのでC/Nが上がり音がきれいになった。
2．今までのVCOのループフィルターに変調をかける方法はループ帯域が広いと
使えないのでGPSからのリファレンスの10MHzに以前に投稿したリファレンス変調器を
使って変調した。CWIDのトーンもきれいになった。
3．今回も使った中華PLLは以前から使っていたのものと同じですがスペクトラムは決して
きれいとは言えませんでした。目的周波数のサイドに比較周波数のn倍がずらり、
また低域にも比較周波数のスプリアスが乗っていました。
基板をよく見ると結構ひどいパターンでした。裏面は全面GNDですが制御線のパターンで
分断されているしスルーホールが少なく回路ブロック毎のパスコンが効いていなそう？
この共通インピーダンスにチャージポンプ電流がのるのかと納得しました。Hi
最近eBayでみつけた写真のものはこれらスプリアスが皆無？ですのでこれからはこれにしましょう。
表面にもGNDありでスルーホール多用しています。
当局の77G TRVもこれに変更します。
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高崎市
新井 泉(JH1GYE)
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10G_ADF4350評価基板 |
10G_BEACON1 |
10G_BEACON2 |
10G_リファレンス変調器 |
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