気に成ったので再確認しました。
ミリ波の実験時DVB−S信号を分周した時帯域幅が狭く成ったのを思い出して高調波を見ました。
ISDB−Tの高調波の帯域幅は変わりませんが、DVB−S信号の帯域は広がりました。
松本さんの信号が以前のDVB−S信号だと結果が異なる様です。
私の変調器はSRシステム社の物です。
写真は1280Mと2倍波、3倍波でSR2000です。
ISDB−T信号も再確認、違いを確認しました。
関係は有りませんがスペアナ2台で確認しました。
変調方式に詳しい方のコメントをお願いします。
47GのTRVを改造してISDB−T信号を分周せずに逓倍式で実験出来る様にしました。
後MIXを作って取りあえず実験して見ます。
JA3CVF 森本 |
2倍高調波帯域
SR2000 8566B |
DVB-S変調帯域3倍波
SR2000 8566B |
DVB-S変調帯域基本波
SR2000 8566B |
|
2017/12/27
森本 さん、 増田です
皆さんの実験結果興味深く拝見しておりました、
DVB-S信号は位相変調波なので、高調波は逓倍数分だけ位相偏移が大きくなり、
結果的に変調度が大きくなったことになると思います。
ただ、帯域幅が広がると、その分C/Nが劣化しますので、遠距離通信では不利になりますね。
ISDB-TはOFDM信号で、
13キャリアのそれぞれを位相変調+振幅変調してデータを送っていると思います。 位相変調成分もあるので、逓倍で帯域幅が広がるようにも思えますが、 実際には広がらないのですね、
ISDB-T信号は振幅変調も併用されているので分周した時点で振幅成分が減衰してしまい
符号誤りが大きくて復調できないのではないでしようか、
増田 |
2017/12/27
増田さん
コメントありがとうございます。
>
DVB-S信号は位相変調波なので、高調波は逓倍数分だけ位相偏移が >
大きくなり、結果的に変調度が大きくなったことになると思います。
>
ただ、帯域幅が広がると、その分C/Nが劣化しますので、
私もそう思っておりました。しかし、スペアナの観測では逓倍波の帯域は広がって見えません。 実際、画像の劣化もなく映っています。 また、MERの悪化も観測されません。 そこで、皆さんに追試をお願いした次第です。 #私の観測の誤りがあるかもしれません。
>
ISDB-TはOFDM信号で、 > 13キャリアのそれぞれを位相変調+振幅変調してデータを送って
>
いると思います。
OFDMは複数キャリアなので帯域は広がらない、理解しやすいですね。
#地デジ受信機のしくみ(CQ出版社)では、キャリアは5617本
(内4992本はデータ、625本はパイロット)とキャリアの変調はQPSK、書いてあります。
>
位相変調成分もあるので、逓倍で帯域幅が広がるようにも思えますが、 > 実際には広がらないのですね、 >
ISDB-T信号は振幅変調も併用されているので > 分周した時点で振幅成分が減衰してしまい
>
符号誤りが大きくて復調できないのではないでしようか、
森本さんの追試では、isdb-tも復調できている、映っているようです。
よろしくご指導お願いいたします。
de ja1syk/松本 |
2017/12/27
松本さん、
R&SのDVB-S TV
Transmitterで試験したところ、
全くといってよいほど高調波が見られず、第二次高調波がー50dBcと小さく第三次は
まったく無いに等しいので追試できませんでした。
DATV
Expressの搬送波の作りかたにも影響されるのではと推察します。
どのような方法で搬送波を作っているのか?ですが、例えば搬送波の高調波に対しても
延長をかけているようならばと考えることは出来ないでしょうか?
一旦 421.66MHzのQPSKの信号を送信してから、BPFを経由した後に、
3逓倍した波形をスペアナ観測することと、受信してみてはと思います。
2.4GHzを4逓倍するユニットがあるので、今度私も、実験してみます。 追試後連絡します。
--
金子 明 ja1ogz
|
2017/12/27
増田さん有難うございました。
早速11G帯にMIX方式で信号を作りました。
47Gに逓倍する為2逓倍した信号を見ました。
帯域は広がりますね。
もう2逓倍したら多分映らないでしょうね。
ISDB−Tに振幅成分が有ると逓倍は駄目ですね。
変調器の高調波は何なのかな???
一寸期待したのですが・・・
JA3CVF 森本 |
11G帯を2逓倍した
ISDB-T信号 |
ISDB-T信号MIXで
11G帯に変換 |
|
2017/12/27
森本さん 増田さん 金子さん
5.7Gの1/3をMMICに入力し、2倍波 3倍波を観測しました。 諸先輩の仰せの通り、帯域は2倍、3倍と広がります。 ドジョウはいなかったようです。
>
変調器の高調波は何なのかな???
はい、PlutoSDRで3G帯を出力し、その3倍波び10G帯を受像しているレポートがあります。 これも、DATVエキサイタ(変調器)からの直接の出力です。 3倍が受像できる説明があったと記憶しています。 エキサイタ(変調器)に何かカラクリがあるのかもしれません。
各局、ありがとうございました。
de
ja1syk/松本 |
|
2017/12/27
森本さん はい、お騒がせいたしました。また一つ勉強になりました。
懲りずに、変調器(PlutoSDR DATV)から直に出力されている付録のLoのハーモニック信号を
観測してみました。 PlutoSDRの設定は、3408.333MHz(10225MHzの1/3)です。 スペアナでは10,225GHzの付録信号が見えています。 帯域は広がっていません。(SR2000、DVB-S2、8PSK) 問題なく受像できます。 なお、付録10225MHzの出力信号レベルは、本誌3408.333MHzのー60dB程度です。 PlutoSDRで、10GHz帯DATV機を作るとして、 LO+Mixとするか? この付録信号を使うか?、 付録で出ている信号も、うまく利用できればFBと思われますね。 重ねて、ありがとうございました。
de ja1syk/松本 |
|