249G帯はHP8566Bで見ています。
325Gまでセット出来、周波数もGPS同期で正確です。
もう一台はアンリツMS710Cです。
これは140Gが上限です。
8566Bが故障した時の代替えに710Cを使って249Gが見えるか試しました。
710Cのバンド7は90G〜140GでLOは26逓倍波を使っています。
モード26−と26+では設定周波数±IF周波数521.4Mをシフトしています。
90G〜140Gでは約3.5G〜約5.4Gの局発に成ります。
249.084G(Test set周波数)を見るにはLOは249.084G±521.4Mが必要です。
この周波数の48分の1が3.5G〜5.4Gに入るので249Gは48逓倍波を使う様にしました。
26−モードで249084Mを見るには249084−521.4=248562.6MのLOが必要です。
これを48で割ると5178.388Mに成ります。
この周波数を710Cバンド7で得るには(5178.388−521.4÷26)×26=134.116675G
をセンターとした時です。
710Cはここまで細かく設定出来ないので134.116GにセットしてLO出力を8566Bで
見ました。
5178.384Mで観測出来て計算が合っているようです。
モードチェンジして26+の場合は249084+521.4=249605.4÷48=5200.113
(5200.113+521.4÷26)×26=135.7243Gで見えた時249084Mが見えて居る
計算です。
実際に見てみると710Cの周波数精度の関係で少しずれますが近傍で信号が見えました。
計算式をエクセルに入れて簡単に計算出来るようにしました。
皆さんのスペアナでも逓倍数とIF周波数が判れば仕様外の周波数を見る事が
出来ると思います。
249072Mも見ましたが計算通り見えました。
スパーン表示は520Kですが249G帯では48/26倍約1.8倍広がっている計算です。
JA3CVF/歌山県日高郡 森本 |
134G LO信号 |
24907M 26+ |
24908M 26- |
24908M 26+ |
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