TopPage 西新潟クラブ 更新履歴 情報,資料 製作実験 通信実験 リンク(国内) リンク(国外)

10G送信用MIX実験  de JA3CVF  森本 清 Mar/19/2017

CS受信ジャンク基板で10G送信用MIXを実験しました。
今月 2.4G、5.7G受信用コンバーターを作りましたが、10G受信用は元が11~12G用なので簡単に
改造出来そうですが送信用に使えないかと試しました。
MIXのMMICはダイオードDBMの様に双方向のMIXには成らず使えません。
但し、RF入力に9.8G帯LO、LO入力に1.296Gを入れるとMIXされた10Gの信号はIF端子に
出て来ましたがレベルが低く実用的では無かった。
初段のFETをMIXとして試しました。
初段のFETの入力はアンテナポールが直接つくのでカップリングは有りません。
ここにLO信号を入れるときATT等を繋ぐとカップリングが必要に成ります。
パターンをカットしますがスルーホールモドキに基板の中ほどまで銅箔が有るので穴の中までカットする
必要が有ります。
MIXの入力のパターンをカットしてここから出力を取り出します。
11~12G帯のBPFが有るのでこれを10.24Gに合わせる必要が有ります。
10Gは丁度底前で20~30db減衰しています。
LO入力に10.24Gの信号をいれてこの信号が最大になる様にBPF及び各ポイントをトリミング
しました。
BPFのパターンが細いので一寸面倒ですが1.5~2mm位長くしました。
次に初段のドレイン回路の抵抗を通った所のパターンをカットして電圧を掛けなくしてカットした抵抗側を
アースに落とします。
抵抗とバイアスライン接続点にIF信号を入れます。
このままでも変換された信号は出て来ますが出力とスプリアスの関係を最良にするにはFETのゲートに
マイナス電圧を掛けて調整した方が良い様です。
近くに-6Vの電圧が来ているので10KのVRで調整しました。
LO入力 0~8dbm、IF 0~8dbm LOレベル及びIFレベルは出力とスプリアスの兼ね合いで合わせると
綺麗な信号に成ります。
主なスプリアスは-30dbc以下ですがこのままでは使えないので外付けのBPFが必要ですが30db落ちている
ので簡単な物で良いかも知れません。
送受でこの基板を使って簡単な10Gトランスバーターが出来そうです。
使っていない方のFETは部品取りして有効に使えます。

JA3CVF/日高郡  森本

10G出力

9.8G帯LO漏れ

10G送信コンバーターに改造

FETゲートバイアスVR取り付け