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47GHz TRV de JA3CVF  森本 清 Sep/25/2016

135Gや249Gと同じ考えのホーン位置移動方式で47Gを作ってみました。
受信はアンチパラレルMIX、送信はバラクター2逓倍方式です。
モーターは135G試作時試した23rpmのギャーモーターなので移動は遅いが余り物なので使いました。
同軸リレーの間隔が21mmなのでP−Pコネクター直結でMIX等のブロックが取り付けられました。
移動距離は21mmと成ります。
23rpmのモーターは電源を切っても惰性で回る力が強くストッパー位置で電源を切ると
ワイヤーが引っ張られ過ぎるのでフォトカプラーで検出、ストップ位置前に電源を切る様に
しました。
ワイヤーと移動板との連結の間にバネを入れてショックを和らげる実験もしました。
135G用よりスムーズに止まりました。
23G帯を35LGで100mW程度出している情報も有りますが今まで色々作った物は
60mW〜70mW程度が限度でした。
今回も同じで23.5G帯の信号を外まで引っ張り出し、同軸リレーで切り替えるので
逓倍器には35mW程度になりました。
そこで外にアンプを付けました。
通販で26G 20dbmのFETが目についたので買いましたが後で規格をよく見ると12G帯で
20dbmでした。
26Gは使っているチップの特性でFETと同じパッケージにボンティングしたものは26Gは?です。
型名はMWT−773 MWT−7のチップを73(FET状のパッケージ)にボンディング
したものらしい。
取りあえず有り合わせの24G基板に付けて試しました。
基板が小さすぎて上手く調整出来ず2db位のアップで100mWに達せず。
一寸ピンセットで頭を摘まんだと所カバーが外れて中身が露出しましたが使えている
ようです。
47G送信出力は4.5mW もう少し期待したのですが・・・
ホーンは導波管ですが縦横比は正規と少し違っています。
導波管をフランジに直角に半田付けするのが難しい。
パイプはボール盤にパイプを挟むと直角が出しやすいが角だと真っすぐに挟むのが困難ですが
フリーハンドより良いようです。
直角でないと送受でビーム方向が変わります。
249Gではパイプが細いので固定板で微調整出来ますが導波管では無理です。

JA3CVF/日高郡 森本


23.5Gアンプ1

47G TRV3号機

47GTRV三号機内部

47G送受ブロック2

47G送受ブロック1