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249G逓倍式トランスバーター改良 de JA3CVF  森本 清 Aug/17/2015


DATVの実験が上手く出来て満足していましたが、放射器の長さが気に成っていました。
X-Y軸ステージへの取付を逆にすると少し短く成るので試して見ました。
放射器は35mm短く成りました。
短くすると送信側の曲げ角度が大きく成るので影響が考えられ効果は判りませんが取り合えず実験しました。
最初の放射器は内径1mm外形2mmのパイプ3cmに内径2mm外形3mmのパイプを被せていました。
今回パイプが短く成って曲げ角度が大きく成るので全長内径1mmパイプを使いました。

放射器保持固定用のベーク板はそのまま使い穴径を合わすためにパイプを被せています。


受信結果は誤差程度の改善でした。
送信結果は2db位改善したようです。
DATV受信のC/Nも改善して安定度は増した様です。
この効果は短く成った為か、パイプ径が変わって伝送モードや偏波面が変わって受信側との相性が良く成った為か色々考えられますが一人遊びとしては良い結果と成りました。

長時間の送信でのレベル低下も気に成っていました。
ALC回路の温度特性が考えられたのでファンの送風方向を変えて見ると可なり改善しました。
最初は内部から外へ風を出していましたが、外から中にファンの取付を裏返しました。

更に5Vの物から12Vに変えて大きさも一回り大きくしました。
これで30分以上送信しても殆ど変化しなくなりました。
取付を逆にするとカバーを付けないと羽が危険です。

JA3CVF/日高郡 森本 清

放射器長い

放射器短い

改良後受信画像

改良前受信画像