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249G逓倍式トランスバーター完成 DATV室内実験、画像出ました。 de JA3CVF 森本 清 Jul/10/2015 |
IF 1.28Gを24分周後4逓倍し計算上6分周したIF信号を41.5Gにアップ、 6逓倍で249.08Gにしたものです。 6逓倍器にバラクターダイオードを使ったので一号機のMIX方式よりスペアナ上では 20db以上アップしています。 但し、写真の様に送信側の導波管を曲げているのでこの辺のロスが判らないので 20dbアップしているか不明です。 135Gと同様に送受で放射器の位置をX-Yステージで移動させてますが、 逓倍器と受信MIXの位置が20mm位離れていて手持ちのX-Y軸ステージが ストローク14mmなので曲げています。 導波管が10cm位あるので、今後X-Yステージと逓倍器の位置関係を逆にすると もう少し短くなりそうです。 一号機を相手に室内3.5mですがFMATVで送信してみました。 画像は出るがノイズ交じり、受信信号を二分配してSメーターとチューナで 画像と信号強度を見ながら放射器を調整しました。 少しノイズが減ったがノイズっぽい画像です。 アンテナの方向を変えたり、放射器を塞ぐと消えるのでIFの飛び込みではなさそう。 DATVはIF時点での実験で24Gでは画面が出なかったので諦めていたが駄目元で シンボルレート3000で送信してみました。 まずコンバーター電源を切ってIFの飛び込みが無いか確認、 コンバーターの電源を入れると奇跡的に映りました。 当然FMATVの様なノイズは無い。 シンボルレートを順次6000まで変えると6000でも画像は出るが時々ロックが外れる様子、 5000までは安定していました。 24分周を直接6分周にするとこの辺が改善されるかも知れません。 機会が有れば比較して見たいと思っています。 コンステレーションを見ると繋がりそうな汚い物でぎりぎり復調出来ている感じですが 249G帯でDATVの送受が確認出来ました。 相手が居ないので当面室内一人遊びで免許も必要ないと思うのですが F3F、D7Wで申請してみる予定です。 JA3CVF/堺市 森本 清 |