TopPage 西新潟クラブ 更新履歴 情報,資料 製作実験 通信実験 リンク(国内) リンク(国外)

249G用41.5G送信コンバーター動作試験  de JA3CVF  森本 清 Jun/12/2015
 
12.5G用の62.5Mの水晶が予想していたより早く到着したので早速調整しました。
249Gのパイロット信号用に使っていた物なので簡単に12.5G 10dbmが出て来ました。
ATVでは周波数の安定度は余り関係ないのですが音声にも使える様にPLLロックしました。
3.8G用もロックしています。
送信コンバーターは38G帯用でLO 38G前後の1/3の周波数 10dbmとIF 2〜4G帯 7dbm位で動作する様です。
今回LO 12.5G 10dbm IF 4G 0〜7dbm可変で働かせました。

電源は-5V 20mA 8V 1.6Aで発熱します。
CPU用のファンで直接冷却しましたが、結構温かく成りました。
結果は上々10dbのカプラーの減衰量を信用すれば飽和出力399mWが出ました。

出力を指で塞ぐと熱く成る。
IFレベルで出力を絞る事が出来ました。
IF用のLOが必要ですが、今回の様に分周、逓倍方式には大変良い物です。
大きさは77G用38G逓倍アンプより一回り大きい。
e-bayで買えるようですが今回ミリコム上島さんに分けて貰いました。
送受セットで少し在庫有りとの事です。
値段は差し控えますがそう高くは無い様です。
受信コンバーターは内部を細かくトリミングすると47Gにも使えるとの事ですが顕微鏡がいるらしい。
尚、受信IFが10G程度なのでそのまま使えず第二LO等工夫が要ります。
スプリアスの測定はATTが無いので良く判りませんが空間減衰器で41.5Gの出力波形と37.5Gの出力波形を比較すると問題無い様です。
プロ仕様なので当然でしょうか。

JA3CVF/日高郡 森本

4G&12.5G 送信ユニット

LOの漏れ

送信コンバーター出力

送信コンバーター出力
測定風景

送信コンバーター
出力波形

]送信コンバーター